【医師監修】モラクセラ菌(臭いの原因菌)と、その除菌方法について

 

衣類のニオイの主な原因となるモラクセラ菌。

このコラムでは、そんなモラクセラ菌をオゾンで除菌して衣類の脱臭を行う方法をご紹介します。

 

記事の監修 Dr.

オゾンマート

井上晃宏(医師・薬剤師)

三重大学医学部卒、東京大学薬学部卒。

現在は高齢者医療を中心に臨床を行っている。

 
【医師監修】モラクセラ菌(臭いの原因菌)と、その除菌方法について
 

洗濯しているのに衣類はどうして臭くなるの?

 
【医師監修】モラクセラ菌(臭いの原因菌)と、その除菌方法について
 
 

毎回きれいに洗濯して汚れを落としているのに乾かすと嫌な生乾き臭がする・・・そんな経験はありませんか?実は洗濯後も衣類が臭うのはモラクセラ菌が原因だといわれています。

モラクセラ菌は多くの場合衣類に付着し、たとえしっかりと洗濯をして汚れを落としても残り続け、乾かしているときに増殖して雑巾のような臭いを発します。

雨の日に部屋干しをすると特に増殖しやすいそうです。

 

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モラクセラ菌とは?どうして臭いを発するの?

 

モラクセラ菌は人の粘膜に存在する常在菌の一種です。

乾燥や紫外線に強いので、衣類に付着した場合、外で干しても一部は残存し続けます。

 

衣類に付着し増殖したモラクセラ菌は、汗などの水分や皮脂等を栄養にして雑巾臭の原因となる物質を生成します。

このニオイ成分は「4-メチル-3-ヘキセン酸」という物質だとされています(花王株式会社「汗をかいた後に衣類から発生するニオイ成分とその原因菌を解明」)。

このニオイ成分が汗などの水分と共に揮散することで雑巾のような臭いを発します。

 

従って、厳密にいえばモラクセラ菌そのものが臭うわけではなく、モラクセラ菌の生成する物質が雑巾臭を発するのです。

このため、洗濯物を乾かした直後は臭いがしなくても、実はモラクセラ菌が残っており、その後着用して汗をかいたりすると臭いがする、という現象も起きたりするのです。

 

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衣類で増殖するモラクセラ菌。どうやって除菌する?

 

一般的には、除菌・抗菌効果のある洗剤・漂白剤を用いて洗濯を行い、洗浄と除菌を同時に行うことで臭い対策ができます。

除菌・抗菌効果のある洗剤は各メーカーから家庭用のものが市販されているので、気軽に試すことができますね。

 

また、モラクセラ菌は熱に弱いとされているので、衣類を熱湯につけたり高温乾燥したりすることでも退治可能だと考えられます。

 

しかし、より確実に臭いの原因を根本から除去したい方には、オゾンによる除菌をお勧めします。

オゾンを使えば、強力にモラクセラ菌と臭いの原因物質(4-メチル-3-ヘキセン酸)を分解・除去することができます。

 

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オゾンの特徴をご紹介。モラクセラ菌の除菌に有効です

 

オゾンとは、O3という分子式で表される物質であり、酸素原子3つから成り立っています。

人工的に生成する方法が確立されており、除菌・脱臭などの用途で幅広く利用されています。

 
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オゾンは強い酸化力を持っています。

オゾン自体の結合のエネルギーが弱く、簡単に酸素分子(O2)と酸素原子(O)に分解してしまうためです。

 

この分解で生まれた酸素原子は反応性が高く、他の物質を酸化します。

これがオゾンの強い酸化力の源です。

 
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この酸化力が有害物質や雑菌、臭いの原因物質を根本から分解・除去してくれます。

もちろんモラクセラ菌やニオイ成分も除菌・脱臭可能です。

 

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オゾン発生器でモラクセラ菌を除菌する方法をご紹介

 

では、実際にオゾンを使ってどのようにモラクセラ菌による臭い対策を行うのかをご紹介しましょう。

 

一般に除菌や脱臭のためにオゾンを使用する場合、オゾンを人工的に生成するオゾン発生器を利用します。

 

オゾン発生器は業務用・家庭用ともに市販されています。

ここでは、オゾンマートが販売するオゾン発生器を例にご説明したいと思います。

オゾン発生器でオゾン水(オゾンを溶け込ませた水)を必要な分だけ作って、衣類をつけ置くことで、強力に除菌を行うことができます。

 

オゾン水を生成するには、オゾン水生成器を利用することをお勧めします。

1~10リットルのオゾン水が必要であれば「オゾンバスター」、10~50リットルであれば上位機種の「オゾンバスターPRO」で必要なオゾン水を簡単に生成することができます。

 

まず、衣類をつけ置くための容器に必要な量の水を入れ、オゾン水生成器の本体を水中に入れます。

オゾン水生成器の電源を入れると、本体内部の電極からオゾンを発生させてくれます。

 
【医師監修】モラクセラ菌(臭いの原因菌)と、その除菌方法について
使用例
 

一定時間待つと、十分な濃度のオゾン水を作ることができます。

目安として、オゾンバスターであれば3分稼働させることで3~5リットルの水を濃度3ppm以上のオゾン水にすることができます。

 

オゾン水ができたら、衣類をオゾン水につけ置いて一定時間待ちます。

この間に、オゾンがモラクセラ菌を含めて様々な雑菌・有害物質を除菌してくれます。

 

また、洗濯に使う水をオゾン水にすることも大変有効な除菌方法になるでしょう。

その場合は大量のオゾン水が必要となるため、オゾンバスターPROを利用することをお勧めします。

 

注意点として、オゾン水は時間がたつにつれオゾン濃度が下がっていくので、できるだけ早めに使いましょう。

(※一部、衣類の種類によっては、オゾン水での洗浄は脱色する事もありますので気をつけてください)。

高濃度の気体オゾンを放出することで、一度により多くの衣類を除菌することができます。

 

高濃度の気体オゾンを放出するには、家庭・業務の両方で使用できる「オースリークリア2」や、業務用でより多くのオゾンを発生させることができる「オゾンメイド」・「オゾンクラスター1400」が適任です。

 
 

まず、部屋などの室内で除菌したい衣類を物干し・ハンガー等で干します。

次に高濃度オゾン発生器を使って、部屋内に一定時間、気体オゾンを放出します(部屋は無人にしてください)。

オースリークリア2とオゾンクラスター1400は付属のチューブから局所的に気体オゾンを吹き付けることも可能です。

 
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使用例
 

オゾン放出中は外に漏れないように部屋を密室にします。

放出が終わったら、気体オゾンがモラクセラ菌を除菌して脱臭を行ってくれるのでしばらく待ちましょう。

一定時間待機したらオゾンによる除菌・脱臭は完了です。

 

放出時間と待機時間の目安として、1時間に1,400mgのオゾンを発生するオゾンクラスター1400では、100着程度のクローゼットにオゾンを放出する場合、放出時間5~10分、待機時間20~30分で除菌・脱臭することが可能です。

 

注意点として、高濃度オゾンは吸うと人体に有害となるので、オゾン使用中は必ず部屋を無人にして、使用後は換気を行うようにしましょう。

 

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モラクセラ菌の除菌にはオゾンが最適です

 

以上、オゾン発生器によって衣類の除菌を行う方法をご紹介してきました。

モラクセラ菌による臭いにお困りの方に是非お勧めしたいと思います。

 
 
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