オゾンコラム

家庭用オゾン発生器のおすすめを用途別に|目的と使う環境から選ぶ

家庭用オゾン発生器のおすすめを用途別に|目的と使う環境から選ぶ

家庭でオゾン発生器を選ぶときは、「どの製品が良いか」より先に、「何のために使うか」と「どんな環境で使うか」を決めると迷いにくくなります。オゾン機器には、生活しながら使えるものと、人やペットがいない状態で使うものがあるためです。この記事では、家庭で多い6つの目的ごとに、向いている機器のタイプと、使う前に確認しておきたい点を整理します。最後に、自分の家庭に合うタイプの絞り込み方もまとめます。

家庭で使うオゾン機器は「タイプ」と「使う環境」で考える

家庭向けのオゾン機器は、見た目や価格よりも先に、「機器のタイプ」と「使う環境」で考えると選びやすくなります。同じ「オゾン」でも、使い方の前提が異なるためです。

オゾン発生器とオゾン水生成器という入口の違い

家庭で使われるオゾン機器は、大きく2種類に分けられます。ひとつは、空間にオゾンを放出して脱臭する「オゾン発生器」です。もうひとつは、水にオゾンを溶かして「オゾン水」を作る「オゾン水生成器」です。

部屋全体のにおいを取りたいならオゾン発生器、食品や衣類などを洗いたいならオゾン水生成器、というように、対象が空間か水かでまず分かれます。

家庭用・業務用・兼用で、使える環境(有人/無人)が変わる

オゾン発生器には、家庭用、業務用、業務用・家庭用兼用の3つのタイプがあります。タイプによって、人やペットがいる状態(有人環境)で使えるかどうかが変わります。

業務用には、人やペットがいない状態(無人環境)で使うことを前提にした製品があります。一方、兼用タイプには、モードを切り替えることで在室中にも使える製品があります。「オゾン発生器は人がいると使えない」と一括りに考える必要はなく、検討している機器がどのタイプかを確認することが出発点になります。

なお、オゾン水生成器はできあがるのが水であるため、有人・無人をそれほど気にせず使えます。

「強く脱臭したい」か「在室しながら使いたい」かで方向性が分かれる

家庭での使い方は、大きく2つの方向に分かれます。染みついた強い臭いを短時間で強く脱臭したい場合は、無人で使う業務用タイプが向きます。生活しながら日常的に空気をケアしたい場合は、有人環境に対応したモードを持つ兼用タイプが向きます。

まずはこの2方向のどちらに近いかを決めると、このあとの用途別の選び方が分かりやすくなります。

部屋に染みついた強い悪臭を脱臭したい

畳

いろいろ試しても取れない臭いや、消えてもすぐ戻ってくる臭いは、素材に染みついていることが多いものです。こうした強い臭いには、無人の状態で強くオゾンを作用させる業務用タイプが向きます。

染みついた臭いに向くのは、無人で強く作用させる業務用タイプ

オゾンは不安定な気体で、ほかの物質と結びついて安定した状態(酸素)に戻ろうとする性質があります。この過程で酸化が起こり、臭いのもとになる成分を分解します。別の香りで覆い隠すのではなく、臭い成分そのものに作用する点が特徴です。

強く染みついた臭いを脱臭する場合、オゾンをしっかり充満させる必要があるため、人やペットがいない無人の状態で使う業務用タイプが前提になります。

部屋の広さで出力を考える(オースリークリア3/オゾンクラスター1400)

業務用タイプは、対応したい空間の広さで考えると選びやすくなります。

一般的な家庭の部屋であれば、「オースリークリア3」が目安になります。無人環境で使うことを前提とした業務用オゾン発生器で、靴箱や押し入れなど狭い場所を脱臭したいときは、チューブをつないでオゾンを送り込む使い方もできます。

部屋より広い空間を脱臭したい場合は、より生成量の多い「オゾンクラスター1400」が候補です。オゾン生成量と送風力が大きく、広めの空間にも行き渡らせやすい設計です。どちらも、人やペットがいない状態で使うことが前提です。

無人運転と使用後の換気など、先に確認したい条件

業務用タイプを使うときは、確認しておきたい点があります。使用中は人やペットを部屋から出すこと、運転後にしばらく換気してから入室することなどです。

使用時間や換気の目安は製品によって異なるため、取扱説明書や製品仕様で確認してから使うと安心です。「無人で使う」「使ったら換気する」という基本を押さえておくと、家庭でも扱いやすくなります。

在室しながら部屋の空気をケアしたい

熱を出した子供

家族が過ごす部屋で、生活しながら日常的に空気をケアしたい場合があります。このときは、在室中(有人環境)に対応したモードを持つ機器が向きます。

生活しながら使うなら、有人環境に対応したモードを持つ機器

強い脱臭を目的とした業務用タイプは無人で使うため、在室しながらの常用には向きません。生活と並行して使いたい場合は、有人環境に対応したモードを持つ機器を選びます。

オゾンクルーラーの低濃度モードという選択肢(兼用)

オゾンクルーラー」は、家庭用・業務用兼用のオゾン発生器です。複数のモードを持ち、低濃度モードやマイナスイオンモードなど、人やペットがいる環境でも使えるモードがあります。一方で、高濃度モードは無人で使う前提です。

在室しながら使いたい場合は、有人環境に対応したモードを選ぶ、という使い分けになります。モードごとに前提が異なるため、どのモードがどの環境向けかを取扱説明書で確認しておくと、使い分けの誤りを防げます。

風邪やウイルスが気になる時期の考え方

家族の体調が気になる時期に、空気のケアをしたいという相談もよくあります。ただし、オゾンによるウイルスや菌への作用は、濃度や接触時間などの条件で変わり、家庭環境で一律に言い切れるものではありません。

そのため、在室中の使用では、脱臭や空気のケアを主な目的と考え、過度な効果を期待しすぎないことが大切です。気になる症状があるときは、換気や手洗いなど基本的な対策と併用し、機器だけに頼らない考え方が無難です。

食品を洗ってから使いたい

野菜洗浄

野菜やおもちゃなどを洗ってから使いたい、という家庭の声もあります。この用途は、空間にオゾンを出す発生器ではなく、「オゾン水」を作る生成器が対応します。

気体ではなく「オゾン水」で対応する用途

オゾン水生成器は、水にオゾンを溶け込ませてオゾン水を作る機器です。たらいなどに水を入れて機器を入れると、細かな泡(マイクロバブル)が発生し、オゾンを含んだ水ができます。

できあがるのは水であるため、生成中に人やペットが近くにいても扱いやすい点が、気体のオゾンとの違いです。

量で選ぶ(オゾンバスター/オゾンバスターPRO)

オゾン水生成器は、洗いたい量で選びます。

家庭で野菜やおもちゃを洗う程度であれば、「オゾンバスター」が目安です。おおよそ10Lまでの水量を想定した小型のオゾン水生成器で、家庭のほか、飲食店や歯科医院などでも使われています。

一度に多くの量を洗いたい場合は、より大きな水量(目安として50L程度まで)に対応する「オゾンバスターPRO」が候補になります。

水温・使用量など、使う前に押さえたい点

オゾン水は、時間がたつと酸素に戻る性質があります。作り置きには向かないため、使う分をそのつど作る使い方が基本です。

適した水量や使い方は製品ごとに異なるため、製品仕様を確認したうえで、自分が使う量に合うタイプを選ぶと無駄がありません。

介護臭・加齢臭が気になる

握手

在宅で介護をしていると、加齢臭や介護臭が続けて気になる場面があります。常に人がいる部屋で日常的に使うことになるため、有人環境に対応した機器が向きます。

在室・常時運用が前提になりやすい場面

介護の場面では、部屋を長く空けることが難しく、人がいる状態で使い続けたいことが多くなります。そのため、無人で使う業務用タイプより、在室中に使えるモードを持つ機器のほうが、生活に組み込みやすくなります。

有人で使えるモードを持つ機器が向く理由

オゾンクルーラー」は、有人環境に対応したモードを持つため、人がいる部屋でも日常的に使いやすい機器です。低めの濃度で継続して運転する使い方に向いており、在宅介護の場面でも選ばれています。

ただし、有人環境に対応したモードを使うことが前提です。強い脱臭をねらって高濃度モードを使う場合は、無人での運転が前提になる点に注意します。

操作ミスを防ぐ工夫など、在宅介護で確認したい点

在宅介護では、ご本人が機器に触れて設定が変わってしまうことも考えられます。オゾンクルーラーは、ボタンの長押しでないとモードが切り替わらない設計になっており、意図しない切り替えを防ぎやすくなっています。

こうした操作面の使いやすさも、介護の場面では確認しておきたい点です。

ペットの臭いをなんとかしたい

犬にタッチする猫

ペットの臭い対策は、「体や物についた臭い」と「部屋に残った臭い」を分けて考えると、選ぶ機器がはっきりします。

「体・物の臭い」と「部屋に残る臭い」を分けて考える

ペットの臭いは、体そのものやタオル・おもちゃなどの物についた臭いと、部屋全体に残った臭いとで、対応の仕方が変わります。まずどちらが気になるかを切り分けると、機器を選びやすくなります。

体や物はオゾン水、部屋の脱臭は無人で行う業務用タイプ

体や物の臭いには、オゾン水生成器の「オゾンバスター」が向きます。作ったオゾン水でペットの体をやさしく洗ったり、オゾン水を含ませたタオルで拭いたりする使い方があります。水で対応するため、シャワーが苦手なペットにも取り入れやすい方法です。

部屋全体に残った臭いを脱臭したい場合は、無人で強く作用させる業務用タイプ(オースリークリア3など)を使います。

ペットがいる空間で使うときの注意

業務用タイプは無人で使うため、部屋の脱臭をするときは、ペットを別の部屋へ移してから運転します。運転後に換気をしてからペットを戻す、という流れが基本です。

「体や物はオゾン水」「部屋の脱臭は無人で業務用」と分けて考えると、ペットへの配慮もしやすくなります。

衣類の臭いを取りたい

洗濯

衣類の臭い対策も、「洗える衣類」と「洗えない衣類」で方法が分かれます。

洗える衣類はオゾン水、洗えない衣類は空間で脱臭

洗える衣類は、水をためた容器に衣類を入れ、「オゾンバスター」でオゾン水にして洗う方法があります。クリーニングで使われるオゾンを用いた洗浄を、家庭で取り入れるイメージです。

洗えない衣類は、空間でオゾンを作用させて脱臭します。

クローゼットなど狭い場所への使い方

洗えない衣類の脱臭には、業務用タイプの「オースリークリア3」にチューブをつなぎ、クローゼットの中へオゾンを送り込む使い方があります。狭い空間にオゾンを充満させることで、衣類についた臭いを脱臭します。この場合も、人やペットがいない状態で使うことが前提です。

色柄物など、素材で確認したい点

オゾンには酸化作用があり、脱臭だけでなく、色を抜く(脱色)方向に働くことがあります。色柄物やデリケートな素材は、念のため目立たない部分で様子を見てから使うと安心です。

大切な衣類は、素材表示やクリーニング店の案内も確認しておくと、思わぬトラブルを避けやすくなります。

自分の家庭に合うタイプを選ぶための確認ポイント

案内の女性

ここまでの内容を、選ぶときの順番として整理します。

目的 → タイプ → 使う環境、の順で絞り込む

まず、「何のために使うか」を決めます。次に、空間の脱臭ならオゾン発生器、水で洗う用途ならオゾン水生成器、とタイプを選びます。最後に、在室しながら使いたいのか、無人で強く使いたいのかという「使う環境」で、家庭用・兼用・業務用のどれが合うかを絞り込みます。

この順番で考えると、製品名から選ぶより迷いにくくなります。

迷ったときに確認したい3つの観点

選びきれないときは、次の3つを確認すると整理しやすくなります。1つ目は、人やペットがいる状態で使いたいか、無人で使えるかです。2つ目は、脱臭したい空間の広さ、または洗いたい水の量です。3つ目は、毎日続けて使うのか、気になったときだけ使うのか、という頻度です。

これらを書き出すと、向いているタイプが見えてきます。

それでも迷う場合は、無理に1人で決めず、使いたい場面を伝えて相談するのも一つの方法です。オゾンマートでは、家庭での困りごとに合わせた機器選びの相談を受け付けています。気になる点があれば、お問い合わせからお気軽にご相談ください。

よくある質問

家庭用のオゾン発生器はどう選べばよいですか?

「目的」「使う環境」「対応する広さや量」の3つで考えると選びやすくなります。まず脱臭か食品洗浄かなど目的を決め、次に在室中に使うか無人で使うかを確認し、最後に部屋の広さや水量で機種を絞ります。家庭用・業務用・兼用でタイプが分かれるため、製品ごとの使用条件もあわせて確認すると失敗しにくくなります。オゾン発生器の一覧を見る

人やペットがいる部屋でも使えるオゾン発生器はありますか?

在室中の使用に対応したモードを持つオゾン発生器があります。たとえばオゾンクルーラーは、低濃度モードなど人やペットがいても使えるモードと、無人で使う高濃度モードを切り替えられます。どのモードがどの環境向けかは取扱説明書で確認し、在室中は有人環境に対応したモードを選ぶことが前提になります。オゾンクルーラーを見る

染みついた強い臭いにはどのタイプが向きますか?

染みついた強い臭いには、無人で強く作用させる業務用タイプが向きます。代表例がオースリークリア3で、人やペットがいない状態で運転し、使用後に換気してから入室する使い方が基本です。一般的な部屋はオースリークリア3、より広い空間はオゾンクラスター1400というように、空間の広さで出力を選ぶと無駄がありません。オースリークリア3を見る

食品や衣類を洗って使いたい場合はどの機器ですか?

食品や衣類を洗う用途には、空間用の発生器ではなくオゾン水生成器が向きます。オゾンバスターは水にオゾンを溶かしてオゾン水を作る機器で、野菜やおもちゃ、洗える衣類の洗浄に使えます。できあがるのは水のため扱いやすく、オゾン水は時間がたつと酸素に戻るので、使う分をそのつど作るのが基本です。オゾンバスターを見る

リビングなど広めの部屋を脱臭したい場合はどうすればよいですか?

広めの部屋の強い脱臭には、出力の大きい業務用タイプが向きます。オゾンクラスター1400はオゾン生成量と送風力が大きく、広い空間にも行き渡らせやすい設計です。人やペットがいない無人の状態で使い、使用後は換気してから入室します。広さに対して出力が小さいと脱臭しきれないため、空間に合わせて選ぶことが大切です。オゾンクラスター1400を見る