やまぎわ整形外科 様について

やまぎわ整形外科 様
1993年、京都教育大学の体育学科でスポーツ医学を中心に研究していた山際院長が、京阪の出町柳駅から高野川沿いに川端通りを北へ約70mの場所に、整形外科の無床診療所として開院しました。

開院前はワコールのCW-Xの開発や、流水プール・水中トレッドミルを使ったアクアエクササイズの基礎実験に携わっており、スポーツ医学を応用した老人医療を実践できる臨床の場をつくりたいという思いで診療所を始めています。

一見両極に見えるスポーツ医学と老人医療ですが、競技復帰に向けた質の高いリハビリテーションは一般の方のリハビリにも応用・還元できると考えています。現在はスポーツ医学を軸にスタッフとともに研鑽を重ね、将来的にはトレーナーの派遣も視野にスポーツ界へ寄与することを目指しています。

もう一つの柱である老人医療では、高齢化社会における高齢者のQOL維持・増進を重視し、寝たきりを防ぐためのリハビリテーションをスポーツ医学の知見を活かして実施しています。
ご担当者
リハビリテーション科部長 吉村直樹 先生
所在地
〒606-8205 京都府京都市左京区田中上柳町11

導入のポイント

課題 01

患者様と近い距離でリハビリテーションを行うため、エアロゾル感染への対策が求められていた。特に夏場は熱中症を避けるため窓を閉めてエアコンを使わざるを得ず、密室で息の上がるトレーニングをする環境とウイルス対策の両立に悩んでいた。拭き掃除を徹底しても拭き残しへの不安が残っていた。

施策 02

マスク着用・徹底した拭き掃除に加え、人体に安全な基準の低濃度オゾンを保てるオースリークリア3を導入。3階トレーニングルームでは有人時にエアコンと併用し、2階物理療法室と1階待合室では無人時に高濃度(1ppm)まで引き上げて夜間放置。待合室の有人時にはオゾンクラスター1400を6秒稼働→60秒待機のサイクル運転で使用している。

結果 03

エアコンを使う季節でも低濃度オゾンで持続的に除染できる環境を構築でき、夜間の除染により拭き残しへの不安からも解放されたと感じている。患者様から強いにおいへのクレームはなく、低濃度で不快にならない環境を実現。安全基準を共有したうえで運用することで、患者様・スタッフともに安心感を得られている。

導入した製品

INTERVIEW

ご担当者にお話を伺いました

導入の経緯から実際の効果まで、ご担当者に率直なお話を伺いました。

スポーツ整形・リハビリテーションにどのような思いで取り組んでいますか?

取材を受けてくださったのは、リハビリテーション科部長の吉村直樹先生。同志社大学ラグビー部のヘッドトレーナーであり、リオオリンピック日本選手団のトレーナー経験もあるそうです。

私(吉村)はリハビリテーション科の部長を務めています。自分自身がスポーツ選手だった頃から山際院長にお世話になっていたこともあり、当院のビジョンに共感して入職しました。

通常の整形外科よりもリハビリの特色が強い患者様向けのサービスを、当院ではスポーツ整形と呼んでいます。私たちのスポーツ整形は、整形外科の診察・治療・リハビリテーションの3つを密接にリンクさせ、患者様のマイナスをゼロにし、リハビリ(トレーニング)によってプラスへ持っていくところまで行います。

もともとスポーツ整形は試合という明瞭なターゲットに向けて身体をつくる分野ですが、旧来のリハビリは慰安の色が強く、いつまでにどうするというターゲティングが曖昧でした。揉んで引っ張って電気をかけるだけの施術は本当に医療なのかという疑問から、私たちは徒手療法と運動療法を組み合わせ、身体の不調が再発しない・悪化しない身体づくりの機会を高齢者にも積極的に提供しています。

たとえば膝や足関節の捻挫でも、痛む一箇所だけを診るのではなく、関節の“つながり”をつくり、可動性や安定性を高めるトレーニングを総合的に行います。病院には1日約100名、リハビリのフロアには約50名の方が来られ、高齢者から社会人、中学生〜大学生まで幅広い世代が同じ空間で顔なじみになり、和気あいあいと交流されています。

オゾン発生器を導入する前は、どのようなコロナ対策をしていましたか?

当初は情報が限られていたため、次亜塩素酸ナトリウムを薄めたものやアルコールで徹底的な拭き掃除を行っていました。院の営業後にはスタッフ総出で拭き掃除をし(もちろん今でも継続しています)、手洗い・マスク着用・換気も徹底していました。

私は手洗いをしすぎて手が荒れてくるほどでした。オペレーションも変更し、フロア内に入る患者様の数を制限し、入れ替え時にもソーシャルディスタンスを保つよう工夫していました。ただ、いくら対策を徹底しても、ウイルスは目に見えないため、患者様は「この施設内は大丈夫だろうか」と不安を感じておられ、私たちも拭き残しを気にしながら神経を使って掃除をしていました。

なぜオゾン発生器の導入を決めたのですか?

夏に向けて気温が上がるにつれ、別の課題が出てきました。それは熱中症です。リハビリでは激しく体を動かす方やウェイトトレーニングをする方もおられ、息が上がります。暑い中でマスクを着けて運動すると熱中症の危険が高く、窓を閉めてエアコンをかけるしかありません。しかしウイルス対策の観点からは、窓を閉めエアコンで密室にした状態で息が上がるトレーニングをするわけにもいかず、非常に悩んでいました。

最大限の防衛策を取りつつスポーツ整形を続けられないかと探していたときに、オゾン発生器の存在と、オゾンによって新型コロナウイルスを不活化できるというエビデンスを知り、インターネットで探す中でオゾンマートに出会いました。現在の施策(マスク着用・徹底した拭き掃除)に加え、人体に安全な基準の低濃度オゾンを保って持続的にウイルスを除染しながらエアコンを回すことが、最大限できるディフェンスだと納得し、導入を決めました。

各フロアでオゾン発生器をどのように使い分けていますか?

3階のトレーニングルーム(100㎡)では、日中の有人環境ではエアコンをつけながらオースリークリア3を使用しています。部屋の角に設置したサイベックスマシン(背中を鍛える背の高いマシン)の裏側に配置し、その角だけ意図的にオゾンを濃くして、そこをくぐった空気が除染され、衛生的な空気が部屋全体に間接的に充満するようにしています。院が終わった後の無人環境では、拭き掃除のあとにオースリークリア3を中央に置き、サーキュレーターを併用してオゾンガスで部屋を燻蒸しています。

2階の物理療法室では、有人時は患者様同士が密にならないためオゾン発生器は使用していません。午前診療が終わった後の無人環境では、オースリークリア3を60分使用してから換気します。院が終わった後の無人環境では、夜の拭き掃除のあとにオースリークリア3を60分(ワンショット)使用して高濃度(1ppm)に引き上げ、朝まで放置しています。

1階の待合室(約50㎡)では、有人時にはオゾンクラスターを6秒稼働→60秒待機のサイクル運転で使用しています。オゾンクラスター1400はオゾンガスを秒単位で噴霧できるよう設定変更が可能で、小刻みに噴霧と待機を繰り返すことで、有人環境でも機械周りのオゾン濃度が高濃度に上がらないようにできます。院が終わった後の無人環境では、夜の拭き掃除のあとにオゾンクラスター1400を30分使用して高濃度(1ppm)に引き上げ、朝まで放置しています。

導入後、どのような効果を感じていますか?

スイッチを入れるだけで使え、基本的にはそのまま放置できるのでとても楽です。夜間にしっかり除染できるため、翌日には拭き残しの不安からも解放され、安心感があります(拭き掃除はもちろん継続しています)。

患者様にもスタッフにも安全基準をお伝えしたうえで運用しており、安心感を持っていただいています。これまで歴史的に健康被害がなかったことや、安全な基準値(0.1ppm)が国際的に決められていることも、導入する側にとって安心材料です。当初は少し心配していましたが、患者様から強いにおいでクレームが出ることはまったくなく、低濃度で不快にならない環境を構築できていると思います。

待合室でも「においはしますか?」と尋ねて初めて「そういえばオゾンのにおいがあるかも」といった反応で、患者様に我慢していただくことのない低濃度で使えています。オゾンは安全な濃度でもにおいがして感じ方には個人差があると聞いているので、においが気になる患者様がおられたときは窓を開けてコントロールする予定です。

今後のコロナ対策をどのように考えていますか?

新型コロナウイルスとは、短くとも数年間は共存していかなければならないと考えています。接触感染だけでなくエアロゾル感染で広がる以上、患者様を守りながらサービスを継続するには、オゾンの有人利用と無人時の除染が現状のベストだと考えています。

もちろん現状に甘んじず、今後もさまざまな施策を検証して対策を確立していく必要がありますが、このオゾンガスを用いた除染方法は、どのような業態であっても安心して事業を進められるのではないかと感じています。

オゾンによる対策をご検討の方へ

スタッフより

オゾンマートのオゾンクルーラーは、コンパクトでデザイン性が高く低濃度モードなら人がいる教室でもそのまま使えるオゾン発生器で、朝スイッチを入れて帰りに切るだけの簡単な運用ができ、オゾンやマイナスイオンの放出状態が表示で分かるタッチパネルや高濃度モードへの誤切り替えを防ぐ設計により、学校のような有人環境での感染症対策と生徒・教職員・保護者への安心感の提供に役立つ製品です。