多くの人に必ず訪れる瞬間、それは親との別れです。

そして、親との別れは同時に、親が持っていた遺品を整理する責任が生じるということでもあります。

親と良い関係を築いていた人は、暖かい思い出が想起され、大変な作業となりますが、親との関係が良くなかった人も、複雑だった親子関係や辛かった出来事などを思い出し、往々にして身を切るような作業になります。

遺品整理は、

(1) 親族が行う場合
(2) 遺品整理の専門業者が行う場合


がそれぞれあります。

一人暮らしの高齢者の方が、亡くなってからかなりの日数が経過してから発見され、状態の悪い遺体と住居の清掃(いわゆる「特殊清掃」)が必要になった場合は、通常特殊清掃と遺品整理を合わせて、特殊清掃業者に依頼することが多いようです。

逆に、特殊清掃が必要のない状況、例えば病院で亡くなった、死後すぐに発見された、という場合は、親族の方が遺品整理を行うことが多いです。

冒頭でご説明した通り、子供や親族にとって遺品整理は精神的に大変な作業です。

そして、それと同時に肉体的にも大変な作業となります。
そもそも多量のものを確認、処分する必要がある点、そして臭いです。

特に長期に入院されている高齢者の場合、衣類、本、小物、植物、カーテンなどがそのままになっていること、そして部屋が閉め切った状態で長期間経過しているため、部屋の中にカビが発生していたり、湿気やカビによる臭いがすることが多くあります。

つまり、「特殊清掃を必要とするような状況でなくても」、遺品整理の際に臭いに悩まされることは多くあります。

そして、物が多い場合は、遺品整理も1時間、2時間では到底終わらず、何日という単位で時間がかかる場合もあります。

長時間強い臭いの中にいるために、気分が悪くなって遺品整理がなかなか進まない方もいるようです。

遺品整理は臭いとの戦い

遺品整理をスムーズに行う際におすすめしたいのは、先にオゾン発生器で消臭を済ませておいてから、作業に入ることです。

作業開始前、例えば前日などに、無人状態の家でオゾン発生器を稼働させて、オゾンにより脱臭を済ませてしまうのです。オゾン発生器は、オゾンの気体を発生させますが、高濃度のオゾンが発生している状態は、脱臭効果は高いものの、高濃度であるが故に人体に害があります。

よって、オゾン発生器をタイマーで数時間作動させて、そこから少なくとも数十分経過してから、立ち入るようにするのがよいかと思います。

これで、脱臭は完了していますので、カビや湿気の臭い、また部屋を閉め切っているが故の臭いも解消です。

オゾンで臭い除去

私も遺品整理をやったことがあるので言えるのですが、遺品整理という作業は本当に精神力を使います。

時には懐かしさ、そしてそこから連想する悲しさが出てきたり、また別の場合には怒りや悔しさ、苦しさなどがこみ上げてきます。

こうした感情のアップダウン、そして精神状態のため、通常の片づけの2倍から3倍は時間がかかると考えたほうが良いでしょう。

ただでさえ、精神的にしんどい作業なのですから、せめて肉体的な不調を引き起こしかねない臭いといった要素は取り除いて、遺品整理に向かうべきです。

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