そもそも、オゾンとは?(オゾン層と関係あり?)

脱臭や殺菌のために利用する「オゾン(O3)」は、1970年代頃より環境問題として話題になった「オゾン層破壊問題」の「オゾン」と同じ物質です。

オゾン層破壊問題」とは、太陽からの有害な紫外線を上空で遮断していたオゾン層が、廃棄された冷蔵庫やクーラーから流出したフロンガスによって破壊されることで、皮膚がんなどの健康被害が発生することです。

オゾン層のオゾンは地球環境の中で自然発生していますが、オゾン発生器は気体のオゾンを人工的に発生させて利用します。

「オゾン(O3)」について理解を深めるために、より身近な物質である「酸素(O2)」との関係をご説明いたします。

「酸素原子(O)」と呼ばれる物質の単位が2つ結合したものが「酸素(O2)」であり、3つ結合したものが「オゾン(O3)」ですが、両者の性質は多くの点で異なります。

「酸素(O2)」と「オゾン(O3)」のような、同じ種類の「原子」から作れています。

かつ構成する原子が1種類だけであるが原子の数や結びつきの仕方が異なる物質同士を「同素体」と呼びます。

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オゾンによる除菌・脱臭メカニズム

オゾンによる除菌や脱臭の仕組みは、酸化の性質を利用しています。

「酸素(O2)」が自然大気中の約20%を占める一方で、「オゾン(O3)」は自然環境だとごく僅かな量のみ存在しています。

ここから分かる通り、酸素原子は「酸素(O2)」の状態である方が、「オゾン(O3)」の状態よりも安定しています。

オゾンの半減期は16時間であり、発生したオゾンは16時間ごとに半分ずつ分解されていきます。
オゾン発生器により人工的に発生させた「オゾン(O3)」は、不安定な状態であるため「酸素(O2)」と「酸素原子(O)」に分解します。


放出された「酸素原子(O)」は他の物質と結合することで安定するため、ニオイの原因となる物質が酸化されてほかの物質に変化することになりニオイがなくなります。

細菌やカビの胞子にしても、酸化作用により細胞が破壊されることで死滅します。

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オゾンは原因菌から消すから、芳香剤とは根本が違う

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オゾン発生機によるオゾンの脱臭・除菌効果

オゾンによる脱臭作用の優れた点は、ニオイの原因となる物質自体を酸化作用によって別の物質に変えてしまうことです。

つまりニオイの原因を断ち切ることができることです。

空気清浄機の場合は、フィルターの目より細かい粒子には対処できず、また交換する時期が近づくと性能が低下する可能性があります。

また芳香剤はニオイの原因物質を包み込んだり、より強い香りでかき消すことであるため、時間がたつと効果が低下します。

除菌についても、一般的に利用される塩素に対して2点の優位性があります。1点目は、オゾンは残留せず最終的には酸素となるため除菌が完了した後の状態に影響しないことです。

2点目は塩素はよく「プールのニオイ」と言われる不快なニオイを残しますが、オゾンの場合は除菌後にニオイを残しません。

オゾンは残留する問題が無いことや、ニオイがつかないことから、食品の除菌にも利用されています。


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オゾン発生機を利用するときのイメージ

オゾン発生器を利用することで、家庭でも職場でも簡単にオゾンを発生させて、脱臭や除菌に利用することができます。
「オゾン(O3)」は空気中の「酸素(O2)」から作られますので、何か材料を定期的に購入して補充する手間も不要です。

業務用途でご利用いただいているユーザー様としては、ホテルやタクシー、飲食店といった業種が代表的です。
ホテルの部屋やタクシーの座席を清掃するときに、オゾン発生器をご利用いただいております。
あるいは一般家庭のユーザー様ですと、ご自宅で日常の生活で発生するニオイの対策として、ご利用いただいているケースが多数ございます。
オゾン発生器は常に稼働させることはできないので、各部屋や車ごとに専用で設置する必要は無く、使うときだけ持っていくというスタイルがお奨めです。
ご家庭ならリビング専用、キッチン専用、トイレ専用などと何台も持つ必要は無く、「一家に一台」がお奨めです。
あるいは業務用途ですと、部屋や自動車を清掃するときだけ持っていって利用いただくことになります。

加えて食品の除菌の用途で利用する場合は、オゾンを水に溶かして作ったオゾン水に食品を浸します。

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オゾン発生器選びのポイント(重さと生成量)

まずは重量が大事!

実際に販売されているオゾン発生器を例に機器を選定するときの4つのポイントを紹介します。

1つ目のポイントは重量です。

使うごとに持ち運ぶため、重量は軽い方が良いです。

オゾンの生成量も大事!

2つ目のポイントは、「オゾン生成量」です。

複数製品を比較したい場合に、性能スペックに相当するのが、「オゾン生成量」です。

販売元によっては「オゾン濃度」と記載されていますが、「オゾン濃度」は前提となる部屋の広さに依存します。

製品間の性能スペックを絶対的に比較したい場合は「オゾン生成量」が基準になります。

3つ目のポイントは電源の取得方法です。たとえば自動車で使うのであれば、自動車のシガーソケットから電源が取得できると便利です。

4つ目のポイントはオゾン水の生成機能の有無です。

食品を除菌する用途で使う場合であれば、オゾン水の生成機能が必要になります