オゾン発生器で脱臭・除菌効果・ウイルス不活性化!
人気急増の7つの理由とは?
オゾン発生器とは、オゾンを使って消臭・除菌できる機器です。
臭いの元を根本から分解でき、ウイルスの不活性効果もあることから人気が出ています。
とはいえ、普通の空気清浄機と何が違うのか分からない人もいるでしょう。
そこでこの記事では、オゾン発生器とは何か、仕組み、メリットなどを解説した後、オゾン発生器の選び方、よくある質問などを解説します。
導入の参考にしてください。
オゾン発生器とは?
オゾン発生器とは、その名のとおりオゾンを使って消臭・除菌できる機器です。
ほかの呼び名として、オゾン脱臭機、オゾン発生装置、オゾン空気清浄機などがあります。
また、家電の機能の一部としてオゾン発生装置が付いている製品もあります。
そもそもオゾンとは何?
オゾンとは、地球を取り巻く大気中のオゾン層に多く含まれる気体です。
オゾンは酸素原子3つでできており、空気を取り込んで電圧をかけるとオゾン分子に変わります。
オゾンは高濃度になると有害物質ですが、家庭や職場で使われるオゾン発生器はオゾン発生量と適用範囲によって意図せず高濃度環境にならないようにコントロールされているため、問題はありません。
オゾン発生器の消臭・除菌のメカニズム
オゾン発生器は、オゾンが臭いの元になる分子と結合して分解する仕組みによって、消臭、除菌しています。
たとえば、便や尿などに含まれるアンモニアは代表的な悪臭、有害物質の1つです。
アンモニア分子(2NH₃)にオゾン(O₃)がくっつくと、水(HO)と窒素(N₂)という無臭、安全な物質に分解されます。
なお、水分は微量なので、オゾン発生器のまわりが濡れることもありません。


オゾン発生器と空気清浄機の違い
空気清浄機は微粒子や菌、ウイルスなどをフィルターによって除去する方式です。
そのため、オゾン発生器とは仕組みがまったく違います。
たとえば、空気清浄機はタバコの粒子やPM2.5など、空気に漂っている近くの物質しか取り除けません。
また、フィルターより小さな物質はすり抜けてしまいます。
一方、オゾン発生器は分子レベルで分解するため、空気中だけでなく、壁や服などに付いた臭いや菌も取り除けます。
オゾン発生器と芳香剤の違い
芳香剤は気になる臭いを、別の物質の臭いで打ち消しています。
何かの物質を放出している点ではオゾン発生器と同じですが、ほかの物質と結びついて分解できるわけではないため、オゾンとは異なりほとんどの場合「ニオイ戻り」が発生し根本解決にはなりません。
また、あなたが好ましいと感じるその芳香剤の香りは人によっては「苦手なにおい」かもしれません。その点、オゾンは「無臭」です。
無臭が嫌いという人はまずいませんので、その点もオゾンと芳香剤の大きな違いです。
オゾン発生器が利用されている場所
オゾン発生器は、消毒液や消臭剤などの薬剤を避けたい場所で利用されています。
たとえば、保育園や幼稚園、福祉関連施設、医療現場、食品加工工場、赤ちゃんや小さな子どもがいる家庭などが代表的な場所です。
また、ホテルや飲食店、美容施設などの芳香剤を使いにくい場所でも、ほぼ無臭のオゾン発生器が導入されています。
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オゾン発生器が選ばれる7つのメリット・理由
オゾン発生器は、幅広いシチュエーションで利用されています。
ここではオゾン発生器が選ばれる理由とメリットを7つに分けて解説します。
メリット1:臭いの種類を選ばない
オゾンは不安定な分子で、常にほかの分子と結びついて酸素に戻ろうとする性質があります。
このため、トイレやタバコ、人やペットの体臭、カビなど、人が不快に感じる臭いのほとんどを脱臭できるのが特徴です。
ただし、オゾンが結合しにくい臭いも一部あります。
たとえば、せっけん、ガソリン、シンナー、インクの臭いなどです。
また、一部の香水や化粧品も効果が薄れる場合があります。
メリット2:臭いの元から脱臭できる
オゾン発生器は、先に説明した仕組みのとおり、分子レベルで臭いの根本から取り除けることが特徴です。
このため、空気中に漂っている臭いの原因だけでなく、部屋や物に染みついている臭いをなくしたい場合に効果を発揮します。
たとえば服に付いたタバコの臭いは、空気清浄機ではなかなか消せませんが、オゾン発生器なら効率的に取り除けます。
メリット3:有人環境向けタイプは特に安全
オゾン発生器は安全性が高く、保育園や介護施設などでも使われます。
脱臭、除菌の際にオゾンが酸素と窒素や水などに戻るだけで、薬品のような残留性がないことが理由です。
オゾンが高濃度になるのが心配な人もいるかもしれませんが、一般家庭や施設向けの有人環境向けのタイプを選べば、出力性能の関係上、有害な状態になるリスクはほぼありません。
メリット4:除菌やウイルス不活性化の効果
オゾンには酸化作用があり、除菌、ウイルスの不活性化などの効果があります。
実際、オゾン発生器と同じ原理で、野菜や果物を殺菌する家電が販売されています。
また、新型コロナウイルス感染症などのリスク軽減を期待して、オゾン発生器を導入する事例も増えてきました。
メリット5:防カビ・防虫効果
オゾン発生器はカビや虫自体は除去できませんが、カビが出す胞子や、虫を集める臭い(フェロモン)などを分解、除去できます。
その結果、衛生的な状態を保ったり、ゴキブリやダニ、コバエの発生を抑えたりする効果が見込めます。
実際に飲食店の調理場や給食施設、総菜工場などで、オゾン空気清浄機の防カビ・防虫効果が役立てられています。
メリット6:花粉の不活性化
オゾンは花粉表面の細胞膜と結びついて酸化作用を引き起こし、花粉が不活性化します。
ただし、フィルターが付いた空気清浄機と比べると、効果は高くありません。そのため、軽度の花粉症の人向けといえるでしょう。
メリット7:ランニングコストが安い
オゾン発生器は消費電力が小さく省エネです。
家庭用小型サイズの製品なら、24時間使っても、月数十円ほどの電気代しかかかりません。また、フィルター交換も不要です。
オゾン発生器はどうやって選べばよいか?

オゾン発生器は比較的新しい製品ですので、どれを購入すればよいのか迷う人もいるでしょう。
ここでは3つのチェックポイントを解説します。
性能重視なら風量の出るタイプがおすすめ
性能重視なら、空気を攪拌できるタイプがおすすめです。
このタイプは、空気を循環させたり、オゾン濃度の高い本体内で脱臭、除菌したりするため、放出タイプに比べて短時間で効果が出やすいです。
攪拌タイプを購入したい場合は、ファンが付いているかをチェックしましょう。
設置しやすさで選ぶ
邪魔にならない場所に設置できるかどうかも大切なポイントです。
据え置きタイプは性能が高い分、大きめのサイズが多く、ある程度のスペースが必要になります。
一方、電池内蔵タイプのオゾン発生量は少なめですが、小型サイズで置き場所を選びません。
また、車やキッチンなどへの移動も簡単です。サイズや電源のタイプも考慮して選びましょう。
有人環境・無人環境で選ぶ
生活空間の脱臭、除菌に使いたいなら、有人環境向けのオゾン発生器がおすすめです。
一方、特定の物や食品などのために、強い除菌・脱臭効果が必要なら、無人環境向けを選びます。
有人環境向けのオゾン発生器
オゾン発生器 オゾンクルーラー
ウイルス対策も除菌もニオイ対策もこれ1台。待望の低濃度モード搭載。有人環境対応。
無人環境向けのオゾン発生器
オゾン発生器 オースリークリア3
定番オゾン発生器最新モデル。ベストセラー商品が 600mg/h にパワーアップして登場。
オゾン発生器 オゾンクラスター1400
強力なファンで高濃度オゾンを拡散。酸素源でも使える業務用オゾン発生器。
オゾン発生器についてのQ&A

ここでは、オゾン発生器へのよくある質問をQ&A方式で回答します。
オゾン発生器のお手入れ方法は?
A:月1回掃除する程度です。
製品や部屋の環境によっても違いますが、異物を取り込むフィルター式の空気清浄機よりも、お手入れが簡単と考えて構いません。
オゾン発生器から発する臭いは何ですか?
A:オゾンの臭い(オゾン臭)です。
オゾンは特有の臭いを持っています。
コピー機で大量にコピーしたときの臭いを想像すると分かりやすいでしょう。
普通に使う分には気にならない人もいるかもしれませんが、なかには敏感に反応する人もいます。
オゾンによって物が劣化しませんか?
A:有人環境タイプなら、まず心配ありません。
ただし、オゾン発生量が多い無人環境タイプでは、ゴムやプラスチックが劣化する恐れもあるため、適切な設置場所を検討しておきましょう。
新型コロナウイルス感染症の対策になるって本当?
A:定説はまだありません。
確かに、オゾンが新型コロナウイルス感染症を不活性化する効果があるとする研究者はいますし、効果を認めて導入の助成金を出している自治体もあります(2022年8月現在)。
現状ではさまざまな意見があり、議論が続いています。
空気清浄機と併用できる?
A:できます。
たとえば、ハウスダストや花粉などの空気中の微粒子を取りながら、臭いの元を根本的に分解したいような場合に向いています。
空気清浄機とオゾン発生器はそれぞれ得意分野が違うため、併用は効果的です。
オゾン発生器はどこに設置すると効果的なのか?
A:高いところや、換気扇や窓から離れた場所です。
オゾンは空気より重いため、高いところに置くと効果が高まります。
また、放出したオゾンが外に出ないよう、換気扇や窓から離れた場所に置くのもポイントです。
まとめ
オゾン発生器はオゾンの力で、悪臭を根本的に分解したり、ウイルスを不活性化したりできます。
ランニングコストも安く、一般家庭や職場、学校、医療現場など幅広い場所で利用されているため、オゾン発生器を検討してみてはいかがでしょうか。
オゾンマートのオゾン発生器は、導入事例1位、業界上位の実績を持っています。
空間の除菌、脱臭に効果のある有人環境タイプや、大量のオゾンを生成できる業務用の無人環境タイプをはじめ、ミニサイズの次世代高機能除菌スプレーなども取りそろえているので、ぜひ導入をご検討ください。