幼稚園・保育園でオゾン発生器を利用すべき理由

保育施設において預かった幼児を安全に過ごさせるために必要なことはなんでしょうか。
オゾンの役割と併せてみていきたいと思います。

2015年、安倍晋三元首相が掲げた政策として注目されているのが「一億総活躍社会」というものです。

この中には、「子育ての環境整備」と題して、保育の受け皿の増加、保育士の待遇改善が掲げられ、今後、保育施設の役割が一段と増していくことが予想されています。

ここでは、保育施設が預かった幼児を安全に過ごさせるために必要なこと、そしてオゾンの役割についてみていきたいと思います。

園児を守るため気をつけるべき3つのポイント

幼稚園や保育園で注意すべき点は主に3つあると考えてよいでしょう。

それは、「人的事故」「施設による事故」そして「園内感染」です。

これは、保育士やスタッフが意図的に、または意図せず不注意から事故を起こすことです。

園長先生や理事長などの経営陣が保育士やスタッフの教育を徹底させる、またリスクの芽を早期に発見して摘み取ることが必要になります。

大人にとっては問題ないが幼児にとっては危険な個所がある。

設備や遊具にけがをしやすいものがある、などといったものです。

特に設備や幼稚園・保育園の構造的に問題がある個所をいかに発見し、対応するかが重要になってきます。

オゾンが役割を発揮するのは、この点になります。

特に注意すべきなのは「インフルエンザ」と「ノロウイルス」です。インフルエンザは高熱により体力が著しく奪う点、ノロウイルスは激しい下痢とおう吐が続く点がそれぞれ危険です。

大人に比べて体力がない幼児は、場合によっては死に至る可能性があるため、「ウイルスをいかに除菌するか」が重要となります。

ウイルスは外から持ち込まれます。

例えば、園児の両親がウイルスを持っていて、それが感染する例、また保育士やスタッフが感染して、そこから園児に移る例などです。

幼稚園や保育園は、施設の性質上、人が集まって密な接触をする場所ですので、ウイルスを完全に防ぐことはできません。

しかしながら、ウイルスが広がることを防ぐことはできます。

例えば、2006年に東京のホテルで、ノロウイルスに感染した男性がホテルの廊下のじゅうたんにおう吐し、その後そのじゅうたんは洗浄されたものの菌が抜けきっていなかったために二次感染が起こった、という例があります。

この二次感染は、嘔吐物がついたじゅうたんを、はじめからオゾン水で洗っていれば防げた事態でした。

オゾン水には強い除菌効果があるため、ほぼ確実にノロウイルスを除去できたであろうからです。

オゾンで園児を守る

この東京のホテルと同じことが、幼稚園や保育園で起こる可能性があるのです。

例えば、共用の玄関マットに幼児がおう吐したとして、それを普通の洗剤で洗って、干したあと再度利用した場合、果たしてそのマットは安全なのでしょうか。

同じように、インフルエンザやノロウイルスが最も活性化する冬の時期に、体調の悪い園児が帰宅した後、部屋の空気を入れ替えるだけで、本当に園内は安全なのでしょうか。

オゾンであれば、「液体としてのオゾン水」を使うことで、「おう吐物が付着したマットを、オゾン水を浸して除菌する」また「おう吐物が付着した床をオゾン水をしみ込ませた雑巾で拭くことで除菌する」など、物や施設、遊具などに付着したウイルスを除菌することができます。

年齢が低い園児であれば、遊具を口に入れることもあるでしょうから、毎日遊具をオゾン水に浸して除菌することも効果的といえるでしょう。

また「気体としてのオゾン」を使うことで、園内の空気中を漂うインフルエンザウイルスやノロウイルスを除菌することが可能です。

例えば、園児が帰宅した後の時間、休憩時間、施設が利用されていない時間などにオゾン発生器を利用して、除菌と脱臭を行うことは非常に効果的です。(除菌に必要となる時間は、部屋の広さにより異なります)

利用者さまにインタビューを行い導入事例を業種別に紹介しています。 具体的な活用方法と現場から届く生の声を是非ご確認いただき違いを実感してください。