病院・高齢者施設の「汚物処理室」
臭い対策にオゾンを選ぶ3つの理由

自身で排便の処理が行えない、高齢者のおむつ等を処理する「汚物処理室」は入院受け入れのある病院や高齢者施設には必ず設置されています。
この汚物処理室は、汚物が入ったゴミ箱が室内に置かれているため、この臭いが室内に充満していたり、部屋を開け閉めする際に臭いが外に漏れ出るといった問題があります。

強い臭いがある環境で働く看護師にとっては、汚物処理はかなり精神的な負担が大きい作業となります。
そして、ドアを開け閉めするたびに汚物の臭いが漏れるということは、入院されている患者さんやそのご家族に、「看護師さんがドアを開け閉めするたびに強烈に臭かった」と、不快な体験をさせてしまいます。

実は、この汚物処理室の臭いは、オゾンでほぼ分解できます。

以下では、なぜ汚物処理室の脱臭にオゾンを選ぶべきなのか、3つの理由をご紹介します。

オゾン漫画
医者・看護師

オゾンは、酸素分子が3つくっついた不安定な物質であるがゆえに、別な物質と結びついて安定した物質に変化する声質があります。

この他の物質(例えば臭いのもととなる分子)と結びつく際に酸化が起こり、分子が分解され、臭いのもととなる分子がなくなるという作用が起こります。

オゾンは、臭いを別のニオイで誤魔化す芳香剤や分子レベルでの分解は行えない消臭スプレーとは、この点で根本的に異なります。
臭いのもとが分解されるので、臭いがぶり返したりしないのです。

なお、物質には大きく「有機物」と「無機物」がありますが、オゾンは「有機物(人間の弁や尿も有機物)の脱臭は得意」という性質があります。
※逆に化学物質やガソリンなどの無機物の脱臭は苦手です。

このため、オゾンを汚物処理室に設置するという組み合わせはオゾン脱臭には最適な組み合わせであることから、高い脱臭効果を発揮します。

こちらの千里リハビリテーション病院では、当社のオゾン発生器が汚物処理室で用いられた事例となります。

実際に勤務される看護師さんいわく、オゾン発生器導入前と比べて、80%-90%の臭いが軽減したと評価頂いています。

臭いが少ないことは、病院で働くスタッフにとっても、病院に入院する患者さんにとっても、そして病院を訪れるご家族にとってもよいことです。

朝晩のイラスト

病院の汚物処理室で用いられるオゾン発生器は、24時間常時稼働でき、かつ病院スタッフが汚物処理室にいつ出入りしても有害にならないことが求められます。

オゾン発生器には「強力だが、人がいない環境でしか利用できないオゾン発生器」と「オゾン発生量が抑えられているが、人がいる環境でも利用できるオゾン発生器」の2タイプがありますが、病院で利用すべきないのは、後者のタイプとなります。

人がいる環境で利用できるオゾン発生器の多くは、24時間つけっぱなしで運用できます。

つまり、汚物処理室のゴミ箱に汚物が追加され、新たな臭いを発するようになっても、常時稼働中のオゾン発生器からオゾンが放出されて、臭い分子を分解していってくれます。

ゴミを捨てる様子

病院の汚物処理室は、「汚物が回収業者に回収されるまでの一時保管所」という意味合いの場所で、患者さんが立ち行ったり、患者さんの満足度を直接的に向上させる設備ではありません。

このため、広いスペースが割り当てられておらず、ゴミ箱がいくつか置かれた狭いスペースであるのが一般的です。

スペースが狭いということは、大型の脱臭機などを設置するには狭すぎます。よって、何か置くとしても「コンパクトで場所を取らない機械」である必要があります。

人がいる環境で常時稼働する当社のオゾン発生器は、わずか620gでコンパクトな筐体であるため、小型の加湿器を置くくらいのスペースがあれば、十分に設置可能です。

オゾンクルーラー|家庭用・業務用兼用オゾン発生器|低濃度・高濃度どちらも対応
オゾン漫画