導入事例:食品・飲食業

営業後に工房と店舗をオゾンクラスター1400で燻蒸

筑紫菓匠如水庵 原工房 様

業種 食品製造業
導入場所 工房、店舗、事務所等

筑紫菓匠如水庵 原工房 様について

筑紫菓匠如水庵 原工房 様 とオゾンクラスター1400
如水庵は、1573~1591年に初代・庄右衛門が現在の福岡市博多区博多駅前1丁目で農業を営むかたわらお菓子づくりをはじめた」と代々言い伝えられてきます。
客観的な言い伝えの他には記録や物証などの客観的な証拠が見つかっていないため、創業年は不明としています。

1910年(明治43年)には明治天皇より御紋菓調達を拝命明治天皇ご臨席のもとで行われた陸軍特別大演習において(明治43年・岡山、明治44年・久留米)、明治天皇から落雁(らくがん・お菓子の一種)のご注文を賜りました。
天皇皇后両陛下のご紋が入ったこの落雁は、明治天皇から日露戦争などで亡くなった方のご遺族に贈られたといいます。
当時の代表・森千太郎は身を清め白装束で落雁を打ちました。

弊社の代表的な商品は筑紫もちになります。(つくしもち・ちくしもちどちらの読み方も正しいそうです)
1977年(昭和52年)に当時の社長・森恍次郎(現会長・森恍次郎)が祖母のきなこ餅をヒントに開発したもので、きなこ餅をまぶした餅菓子で黒蜜をかけて食べます。小さな風呂敷の様な包み紙で一つ一つ包装しています。

私は個人的に筑紫もちに強い思い入れがあります。
社長と町工場の職人達とで、筑紫もちの製造を機械化するプロジェクトが立ち上がっていたのですが、2年ぐらい検討していて煮詰まっており、その時に私が食品工業化学科卒ということで任されました。
手渡された機械化のポンチ絵を見せられた時は構成が全然進んでいなくてびっくりしましたね(笑)。
社長は味や品質に厳しく、機械化については本当に大変でした。
味も材料の質も妥協せず最高級のもので、それでもちゃんと買ってもらいやすい値段にしないといけない。
いいものをできるだけ安くしようという思いと、いいものはそれなりの値段で表現しないといけないという両方の思いの中で形にしていきました。

とにかくウチはおいしさ一筋で、そこに妥協はありません。妥協がない中でコストとのみあいもありますからすごく大変でしたね…。
ご担当者
工房長 浦田 様
所在地
〒814-0022 福岡県福岡市早良区原2-16-12 [原工房]

導入のポイント

課題 01

新型コロナ流行時、消毒が徹底された工房内での恐怖感はなかった一方、接客する店舗スタッフは強い不安を抱えていた。また原工房は洋菓子中心で蒸す工程がないため、古賀工場にあるような配管式のオゾン発生器は導入されていなかった。

施策 02

古賀工場でのオゾン使用経験を持つ現会長の号令により、原工房にオゾンクラスター1400を導入。営業終了後に工房と店舗を隔てる扉を開放し「60分ガス放出→60分待機」で燻蒸し、昼間は2階事務所の休憩室で「3分放出→15分待機」を2サイクル稼働させている。

結果 03

接客スタッフから以前より安心できると評判で、毎晩空間をリセットでき、朝は空気が清々しくなったと感じている。工房と店舗の両方をカバーするパワーと女性スタッフでも持てる軽さがあり、事務所など複数の場所での活用も無理なくできている。

導入した製品

INTERVIEW

ご担当者にお話を伺いました

導入の経緯から実際の効果まで、ご担当者に率直なお話を伺いました。

インタビューの様子

製品を導入した利用者の声は、YouTubeでもご覧いただけます。

今回取材を受けてくださったのは、1985年入社の大ベテランである工房長の浦田さんです。

名物の筑紫もちとはどんなお菓子ですか?

弊社の代表的な商品は筑紫もちです(「つくしもち」「ちくしもち」どちらの読み方も正しいそうです)。1977年(昭和52年)に当時の社長・森恍次郎(現会長)が祖母のきなこ餅をヒントに開発した、きなこをまぶした餅菓子で、黒蜜をかけて食べます。小さな風呂敷のような包み紙で一つひとつ包装しています。

筑紫もちの機械化にはどのような思い入れがありますか?

私は個人的に筑紫もちに強い思い入れがあります。社長と町工場の職人たちとで筑紫もちの製造を機械化するプロジェクトが立ち上がっていたのですが、2年ぐらい検討して煮詰まっており、その時に食品工業化学科卒ということで私が任されました。手渡された機械化のポンチ絵を見せられた時は、構成が全然進んでいなくてびっくりしましたね(笑)。社長は味や品質に厳しく、機械化については本当に大変でした。

味も材料の質も妥協せず最高級のもので、それでもちゃんと買ってもらいやすい値段にしないといけない。いいものをできるだけ安くしようという思いと、いいものはそれなりの値段で表現しないといけないという両方の思いの中で形にしていきました。とにかくウチはおいしさ一筋で、そこに妥協はありません。妥協がない中でコストとの兼ね合いもありますから、すごく大変でしたね。

オゾンとの関わりはいつから始まったのですか?

実は、私が入社した1985年の時点で、すでにメインの工場である古賀工場ではオゾンが稼働していました。オゾン発生器は24時間ずっとつけっぱなしで、オゾンガスが配管を通してタイムスケジュールに沿って出てくる仕組みです。現会長のこだわりが強く、「富士山の5合目ぐらいの清浄な空気で製造をしたい」と言っていたのを思い出します。

オゾンの効力も実感しています。95年か96年頃に一度オゾン発生器の調子が悪くなったことがあり、黒カビが生えてしまったため、急いで掃除をして機械も修理しました。その経験から、オゾンはカビの胞子にすごく効くというイメージがあります。

原工房はどのような店舗ですか?

原工房は如水庵の中でも特殊な、唯一工房付きの店舗です。工房では洋菓子をメインに作っている関係で蒸す工程がないため、古賀工場に設置されているようなオゾン発生器は導入されていませんでした。

新型コロナウイルスにはどのように対応していましたか?

もともと食品を扱う工場ですので、今回のコロナの流行によって消毒オペレーションを変えるということはしていませんでした。併設する店舗側では、来店されるお客様や店舗スタッフに、アルコールによる手指消毒やマスクの着用をお願いしていました。また、9時から19時までの営業時間を10時から18時に短縮する時短営業も行いました。今は営業時間を元に戻しています。

なぜ原工房にオゾン発生器を導入したのですか?

現会長が古賀工場にオゾン発生器を導入した経験があることもあり、新型コロナウイルスが猛威を振るい出した時に、現社長に対して原工房にオゾンを購入し空間を清浄化するよう号令を出し、導入しました。私もオゾンを使用していた現場に勤務していたことがあったため、導入の話を聞いた時は「オゾン…懐かしいな…」という感想でした。

工房はもともと消毒が徹底されているのでウイルスに対しての工房内での恐怖感はなかったのですが、店舗のスタッフはすごく怖がっていました。3月・4月にマスクをしていないお客様が来店される時は緊張感があったとスタッフは言っていましたね。

導入後、どのような効果がありましたか?

店舗でお客様と接客しているスタッフからは、以前より安心できると評判です。ウイルスが一日以上感染力を持ったまま物質表面に付着するという話もありますので、毎晩しっかりリセットできるのは非常にありがたいです。私は朝来た時に、空間が非常に清々しくなったと感じています。

そして、オゾンクラスターは工房と店舗の両方をカバーできるパワーがありつつ、女性スタッフでも持てる軽さがあるため、夜間に使った後、2階の事務所に持ち運んで昼間に使うなど、複数の場所で活用するにも無理なくできて助かっています。


オゾンクラスター1400はどのように使っていますか?

夜は工房と店舗を隔てている扉を開放し、営業終了後に「60分ガス放出→60分待機」のサイクルで使っています。広さがあるのと、カビやその他の細菌にも効果があるため、夜はかなり高頻度のサイクルで稼働させています。

また、朝にスイッチを切ったオゾン発生器を、昼間は2階にある事務所の休憩室で「3分ガス放出→15分待機」を2サイクル回しています。工場が休みに入る前は「30分ガス放出→60分待機」のサイクルで、稼働させる時間が長い分、通常よりガス放出の時間を短めにして使用しています。


菓子製造業界のコロナ対策は今後どうなっていくと考えますか?

食品工場での消毒・清掃は既存のオペレーションでしっかりと清潔な状態になっていますが、今後はお客様に対するPRが重要になってくると思います。食べた食品からコロナに感染するというのはあってはいけないことですから、お菓子にウイルスが付着していないことをしっかり説明して、お客様に安心感を得ていただく必要があると思います。

オゾン発生器については、高濃度のオゾンガスを浴びすぎない限りは大丈夫なので、デメリットは感じていません。工場に関してはウイルス以外に細菌やバクテリアにも効くので、非常に有用だと思います。


オゾンによる対策をご検討の方へ

スタッフより

オゾンマートのオゾンクラスター1400は、菓子製造工房と販売店舗の両方をカバーできるパワーを持ちながら女性スタッフでも持ち運べる軽さを備えた業務用オゾン発生器で、営業終了後に工房と店舗をまとめて燻蒸してウイルスやカビ・細菌への対策を行い、日中は事務所など別の場所へ移して使うといった柔軟な運用で、店舗スタッフの安心感の向上にも役立つ製品です。