アルコールではできない空間除菌効果を期待しオースリークリア3を導入
リコーブラックラムズ 様
ジムやメディカルルーム、選手のロッカールームで使用。アルコール消毒が難しい選手のロッカールームなどでは特に活躍しています。
使用した製品
オゾン発生器 オースリークリア3
住所
〒157-0068 東京都世田谷区宇奈根1-5-1
Webサイト
[ インタビュー実施 : 2020 年 7 月 ]
リコーブラックラムズ について
リコーブラックラムズは、ジャパンラグビートップリーグに所属し、東京都世田谷区のリコー総合グラウンドを本拠地として活動しているラグビーチームです。
リコーラグビー部の歴史と伝統のシンボルである黒のジャージからイメージされるブラック、そしてチームエンブレムの雄羊(Ram)を掛け合わせてチーム名としており、1953年から2020年現在まで67年の歴史があります。
チームには、リコーグループの社員選手とプロ契約選手合わせて約60名の選手が在籍しており、スタッフを入れると約80名になります。
ラグビーの他に、地域に密着した社会貢献活動を行い、活動を通じて社員、及び後援会員、地域の皆さまと信頼関係を構築し、より多くの皆さまに愛され続けるチームを目指しております。
ラグビーについて
ラグビーのシーズンは、通常8月下旬から1月の間に試合が行われ、シーズンを通して15試合行われます。
今シーズンは東京オリンピックが開催される関係で、来年2021年の1月から5月の間にシーズンが開幕する予定です。
ラグビーの魅力はたくさんありますが、ルールを知らない人でも楽しめるポイントとして、迫力のある試合が間近で観られるというところです。
ラグビーはアメフトと違って防具を着用しないので、実際にラグビーの試合を観戦すると、人間の体と体がぶつかり合う音が聞こえてくるほどの迫力と熱気が感じられます。
また、もう一つの魅力として、「ラグビーの理不尽さ」があります。ラグビーのルールとして「ボールを前に投げてはいけない」というものがあり、ボールを横、もしくは後ろに渡して行きながら前に進んでいきます。
そして、ラグビーはアメフトのようにポジションごとの専門職というものがないので、チーム全員で攻撃も守備も行われます。
まさに「One for all, All for one(1人はみんなのために、みんなは1人のために)」の精神で、チーム全員が勝利に向かって全力を尽くします。
80分間の試合中、選手全員がぶつかって走って動き続けるようなスポーツは他のスポーツではなかなか見られません。
このような「理不尽さ」がラグビーの魅力の1つと言えます。
導入した理由
導入を決めたきっかけは、奈良県医大がオゾンによる新型コロナウイルスの不活性化を実証したことと、提携病院がUVオゾンを利用していたことです。
新型コロナウイルスが流行して、前例が何もない中で対策を取らなければならず、できることは全てやりたいという思いがありました。
特に、オゾンはUVと違って空間の除菌が期待できるということに加えて、オースリークリア3は軽量設計で持ち運びが楽なので、様々な場所で利用できると思い、導入を決めました。
導入後の改善点
この度、オースリークリア3を2台導入させていただきましたが、アルコールや次亜塩素酸水では消毒できない部分も除菌できるということで、様々な場所で活躍しています。
例えば、ジムではトレーニング機材の布の部分や壁はアルコールで拭き上げることが難しいですし、選手のロッカールームでは選手のユニフォームなどの除菌に使えるので重宝しています。
また、オゾンは気体ですので、目に見えて改善されたと感じるものはありませんが、ここまで徹底して消毒しているというイメージは選手に安心感を与えられていると思います。
オゾンの濃度管理と換気をしっかり行えば選手のコンディションにも影響がないので、大変助かっています。
使用方法
現在、ジム、メディカルルーム、選手のロッカールームでオースリークリア3を使用しており、余った時間で共有スペースで運転しています。
基本的に、ジムとメディカルルームに関しては、60分間運転し、その後換気するという形で運用しています。
選手のロッカールームに関しては、夜の11時から朝まで60分運転→90分待機→60分運転のサイクル運転で使用しています。
また、これから遠征する機会も出てきますので、その際には遠征にもオースリークリア3を持っていくつもりです。
現在使用を考えているのが、遠征先のホテルの食事スペース、治療部屋、ストレッチ部屋と、試合会場のロッカールームでも使用を考えています。
オースリークリア3は遠征先にも手軽に持っていけるので、これからの活躍に期待しています。
ジムではオースリークリア3を2台同時に稼働させています
選手のユニフォームなどアルコールでは拭けないものが多いので、選手のロッカールームでは特に活躍しています
これからの感染症対策
今まで通り、自分たちでできることを全てやって、感染症対策を徹底しようと思っております。
リコーブラックラムズには寮に住んでいる選手も多数おり、寮内で1人でも感染者が出てしまうとチーム全体への影響が大きいので、これからも気を引き締めて対策に取り組みたいと考えています。
緊急事態宣言の全面解除を受け、個別練習という形で練習が再開して1ヶ月以上経ちますが、消毒時間や練習、食事、シャワー時間など、ようやく全ての流れの形ができてきました。
通常では、夏の時期は結膜炎が流行るので対策をするのですが、今年は結膜炎に加えて新型コロナウイルス対策も同時に行わないといけませんので、この流れを維持し、オゾンを活用しながら対策を継続していきたいと思います。
使用したオゾン発生装置について
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製品の詳細
初代オースリークリアの登場が2008年、後継のオースリークリア2が2015年、フルモデルチェンジしたオースリークリア3は2019年の9月にリリースされました。
販売開始以来大人気を誇る機種であるためユーザー層は厚く、ホテルや旅館等の宿泊関連事業者様、自動車、飲食、不動産、介護、保育、学校等、様々な事業者様の他、ご家庭でのご利用も多いです。
50㎡、2.5m程度の高さの部屋であれば、1時間で1ppm前後のオゾン濃度にすることができるため、脱臭にもウイルス対策にも十分な効果を得られます。