オゾンクルーラーで施設全体を満遍なくウイルス対策
グループホーム福寿荘 様
施設のウイルス対策・ニオイ対策として導入。同じような介護施設での導入事例が数多くあり安心。
使用した製品
オゾン発生器 オゾンクルーラー
住所
〒866-0011 熊本県八代市井揚町2552
運営法人
有限会社 福寿荘
定員
9名
インタビュー実施日:2021 年 9 月
グループホーム福寿荘について
グループホーム福寿荘は熊本県八代市にある介護福祉施設です。
地域密着型認知症対応型共同生活介護という形で、八代市に住民票のある認知症の方の生活を介護する施設となっています。
入居者は9名と小規模の事業所ではありますが、正職員5名、パート3名で利用者様が気持ちよく過ごしていただけるよう心がけています。
認知症ケアの経験と知識が豊富なスタッフが、利用者様とご家族様の心に寄り添ってサポートいたします。
昨年からコロナウイルスが流行ったため、今はなかなかできていませんが、ホーム周辺の散歩やお出かけイベントなどを実施しています。
地域行事に出向くことが多く、運営推進会議や認知症カフェを開催するなど地域の方との交流を活発に行なっていました。
職員と利用者様の距離が近く家庭的な雰囲気で、ひとりひとりが穏やかに過ごしていただけるよう支援をしています。
オゾンクルーラーと職員の方
コロナ前後のウイルス対策
数年前にインフルエンザが全国で流行ったころ、当時のウイルス対策として次亜塩素酸の噴霧器を2台購入しました。
インフルエンザの流行が収まった後、施設内のウイルス・感染症対策として今も継続して使っています。
昨年からはこれに加えて、定期的な換気、手洗いうがい、アルコールによる手指の消毒、机などの拭き掃除、マスクの着用を追加しております。
オゾンクルーラーを導入した理由について
ちょうど感染症対策に関する補助金が出る時期でしたので、補助金を使って何をしようか迷っていました。
最初は施設の壁や手すりなど、人の手が触れる部分に抗菌機能のあるコーティングスプレーの施工をしようと考えていたのですが、施設内の壁や手すり全てとなると範囲が広く、コストが高くなってしまいます。
そうなると補助金だけでカバーできず困っていました。
そんな時期にたまたまお電話をいただきオゾンについてご説明いただく中で、安くて効果があると納得したため、導入に至りました。
次亜塩素酸噴霧器は利用者様が日中お過ごしになるリビングに1台と廊下に1台置き、施設全体を満遍なくウイルス対策できるようにしていましたが、建物の構造上お風呂とトイレの付近がちょっとカバーできないと思っていました。
またトイレと台所が近いため、ドア開け閉めの際に少しニオイの問題があったので、そこもオゾンで解消できたらと思いました。
オゾンクルーラーの使い方
ご提案いただいたオゾン発生器には、人がいる場所で使えるものと人がいない場所で使うものがありましたが、利用者様がいらっしゃるタイミングで、次亜塩素酸の噴霧器と同じように使いたかったため、人がいても使えるオゾンクルーラーを導入しました。
利用者様が起きられる朝7時ごろから運転開始し、お部屋に戻られお休みになる夜7時ごろまで、日中12時間程度オゾンを使用しています。
低濃度モードで使っており、本体の吹き出し口に近づいて嗅げば少し独特なニオイがしますが、空気中に広がっていくのでニオイも強すぎることはなく使用できます。
人の出入りもありますし、扇風機で空気を循環させてオゾンを拡散しているので手の届かないところや棚の裏なども除菌できていると思います。
説明いただく際、同じ介護施設や保育園など他の施設でも使っている事例も聞いていたので、導入に対する不安感のようなものはあまり感じず、いいかなと思いました。
オゾンクルーラーを使う様子
今後の対策・対応
福寿荘は介護施設なので、職員は出勤前に家で熱を測り、出勤して入室前に熱を測る2重チェックを徹底しています。
万が一、日常生活で体調が悪くなってしまっても施設に持ち込まないようにしていますし、各自介護事業者ということを自覚した行動をとるよう心がけています。
食事も、コロナ前は利用者様と一緒にとっていましたが、今はバラバラで間隔を開けて食事しています。
2021年4月のタイミングで利用者様・職員ともワクチン接種は終えていますので、これからは国が指定している「新しい生活様式」を守りながら、マスクやアルコールでの消毒など基本的なウイルス対策を続けていくことと、今回導入したオゾンクルーラーも継続して使っていこうと思っています。
使用したオゾン発生装置について
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製品の詳細
オゾンクルーラーは、ウイルス対策に関するエビデンスを元に開発されたオゾン発生機能付き空気清浄機です。オゾンクルーラーは、低濃度モードと高濃度モード、どちらかのモードで運転できます。20~30㎡、高さ2.5m程度の空間であれば、低濃度モードであればオゾン濃度は0.05ppm前後、高濃度モードであれば1ppm前後になります。エビデンスに基づくと、0.05ppmというのは人がいても全く問題のない濃度かつウイルス対策可能な濃度、1ppmはウイルスの対策がしっかりできる濃度です。
低濃度モードは、オゾンとマイナスイオンを交互に放出し、高濃度モードは一気にオゾンを放出して室内を高濃度にします。高濃度モード使用時は人や動物が室内にいないようにしてください。