医療法人瞳心会 若山眼科 様
医療法人瞳心会 若山眼科 様について

1971年に眼科医だった父が独立開業し、当時は周囲に眼科が少なかったこともあり、午前中だけで100人程度の患者様が診療所の外に並ばれることもよくありました。その後、眼科医になった姉も参画し、1989年の医療法人化のタイミングで、システム開発会社に勤めていた私が事務長として経営に参画しました。
理系の大学卒業後にコンピュータ関連・検査機器の設計や製造、ビルのセキュリティシステムの立ち上げに携わっていたため、院内のコンピュータや検査機械のハードとソフトの両方を見ることができます。
経営面だけでなく、副作用がほぼ皆無の近視抑制薬「マイオピン」の導入検討や院内の衛生環境の整備など、多岐にわたってサポートしています。
また、父の影響で目の不自由な方との関わりも深く、現在は弱視の方の生活を助けるロービジョングッズの紹介と市町村の補助金制度の案内も行っています。
- 所在地
- 〒590-0807 大阪府堺市堺区旭ケ丘南町3-1-6
導入のポイント
天井取付型の業務用エアコンが夏に臭うようになり、マイナスイオン発生器や紫外線など様々な機器を試しても脱臭できずに困っていた。その後のコロナ禍では、情報が錯綜するなか患者様・スタッフに安心を提供できる院内の空間除菌が求められた。
元々エアコン脱臭用にオゾンマートのオゾンメイド(オゾンクラスター1400の前モデル)を購入。コロナ禍でより強力なオゾンクラスター1400を追加し、計3台を診療終了後にインターバル設定で一晩稼働させ、診療エリアとオフィスエリアの両方を夜間燻蒸。次亜塩素酸水の局所噴霧や感染対策ポスターの掲示など他の対策とも併用している。
エアコンのニオイが取れ、拭き取りの手間なく普段手が届かない隙間まで除菌できる点が評価されている。患者様やスタッフから安心感があると言われ、奈良県立医科大学の研究発表も安心感の向上につながった。一方、ゴム製品がオゾンで劣化しやすい点には注意が必要と感じている。
ご担当者にお話を伺いました
導入の経緯から実際の効果まで、ご担当者に率直なお話を伺いました。
オゾン発生器を導入した理由は何ですか?
元々は診療所に取り付けている業務用エアコンの脱臭用途でオゾンマートのオゾン発生器を購入しました。天井取付型のエアコンが夏に臭うようになり、マイナスイオン発生器や紫外線など様々な機械を試しましたが脱臭できず困っていました。そこでオゾンを試すことに決め、色々なウェブサイトを見て回るなかでオゾンマートのHPにたどり着き、メールで質問をして信用できそうだと判断して購入しました(オゾンクラスター1400の1世代前のモデルであるオゾンメイドを購入)。
オゾン発生器を使うとエアコンの匂いが取れたので驚きました。その後、好奇心からオゾン発生器のガワをばらして中身を見てみたところ、しっかりした作りをしていてさらに安心しました。

画像上部にあるエアコンの脱臭がもともとのオゾン発生器導入理由。現在はコロナ対策のため、待合スペース用の本や窓際に置いていたインテリアグッズは撤去されていました。
新型コロナウィルスにはどのように対応しましたか?(2020年2月〜4月)
コロナで騒がれるようになった時期は、幸いにもエアコン脱臭やアデノウイルス(はやり目)対策のために使用していた消毒グッズがあり、一般の方に比べれば消毒に関する知識や用品は揃っていましたが、それでもコロナに関しては必死になってスタッフと共に調べました。政府から正確な情報がなかなかおりてこず、情報が錯綜していたため、色々な手段を並行して実施しようと決めました。
オゾンをはじめ他社の空気清浄機や50ppmの次亜塩素酸水の局所噴霧を実施し、来院される患者さんに向けて感染対策実施状況を説明するポスターを制作・掲示しています。
手でプッシュせずにかざすだけで使えるアルコール消毒機器が、入り口やトイレの出入り口など複数設置されていました。
コロナ禍で困ったことと、スタッフへの対応はどうしましたか?
オゾンマートが新しく強力なタイプのオゾン発生器をリリースしていたので、オゾンクラスター1400を購入しました。空間を除菌するという点については、他の院よりも充実していたのではないかと思います。
一番困ったのはアルコールとマスクの不足です。接触感染対策としての手指消毒や機器の消毒用のアルコールが不足し、院内をより強力に消毒するために界面活性剤でテーブルやドアノブを拭いていた時期もありましたが、拭き取りの手間がとても大変でした。マスクについては、眼科の検査は患者の方と対面して行うため、医師会から配られたものを含めてかき集めたマスクを患者の方にも配って検査をしていました。
スタッフへの対応としては、インフルエンザ検査キットとタミフルの各自配布、発熱時のチェック手順、パルスオキシメーターでの酸素飽和度確認、抗体検査キットの全員実施などのプロセスを決定しました。幸いスタッフおよびその家族に感染者は出ておらず、高熱時の対応策も決めていたため、安心感をもって出勤してもらえています。
視力検査はマスクをしたまま指差しで実施することで、リスクを最小限にされていました。
オゾン発生器での消毒にはどのような効果がありましたか?
スタッフや患者の方から、安心感があると言われています。フロアが複数ありますが、以前より購入していたオゾン発生器を含めて3台ほど持っているため、患者の方が来られる診療エリアとスタッフのオフィスエリアの両方を、夜間にオゾンガスで燻蒸しています。
また、5月中旬にオゾンガスによって新型コロナウィルスが不活性化されるという奈良県立医科大学の研究結果が発表され、安心感が非常に上がりました。原理的には効果があると信じてスタッフにアナウンスしてきましたが、客観的な研究結果は非常にありがたかったです。
一つ気づかなかったデメリットとして、ゴム製品はオゾンに弱い点があります。コンタクトレンズの小物ケースにかけていたゴムバンドが劣化してしまいましたが、もともと古かったものです。現在はゴムの周囲に繊維が巻かれているタイプに替え、劣化なく使えています。
オゾンクラスター1400はどのように使っていますか?
オゾンクラスター1400を含め、オゾンマート製のオゾンガス発生タイプの製品3つを、診療が終わりスタッフが帰る時にスイッチを入れて使っています。インターバル設定で一晩中稼働させ、朝、病院に入るとオゾン臭がするので窓を開けて換気をしています。
使用後はドアや窓を開放するだけで済み、テーブルや椅子を布巾で拭く必要がないのも労力がかからず助かります。また、オゾン臭が残っていることでオゾンガスがしっかり発生していると分かるため安心です。
今後の眼科業界でのオゾン利用についてどう考えていますか?
ゴム製品には注意が必要ですが、導入してのデメリットはありません。手間が増えないのが良いですし、ガスなので普段除菌ができない隙間や手が届かないところにも行き届くのが良い点です。
医療機関の中でも子供の受診が多い小児科と耳鼻科は、オゾンガス発生器の導入が親御さんの安心につながると思います。眼科に限らず、どの業界の方にもオゾンガス発生器の導入を検討するのが良いのではと思っています。
なぜエアコンの脱臭に悩んでいたのですか?
当院では院内感染予防のため、待合室・検査室・診察室にシャープの業務用プラズマクラスタ発生器を置き、エアコンの中にはジェットストリーマーというイオン式集塵を組み入れていました。しかし、夏場にエアコンの設定温度を上げると、エアコンのニオイがすることがあります。
医療機関で臭うのは良くないためエアコン業者に洗浄してもらっていましたが、温度設定で冷媒がエアコン熱交換器に流れず水の膜が切れると臭い始めるのでした。
オゾンメイドはどのように使っていますか?
エアコン臭や部屋のニオイを消すために、仕事帰りにエアコンの空気取り入れ口の下にオゾンメイドを設置し、タイマー30分で運転させます。オゾンの濃度は低下しても時間との積算で効果があるとのことなので、エアコンは送風の強風で一晩運転し、部屋の隅々までオゾンを拡散させています。次の朝、念のため窓を全開にして換気し、オゾンメイドを撤去して終了です。
オゾンメイドの効果はどのくらい続きますか?
とても手軽なのに効果は2〜3ヶ月続きます。部屋固有のニオイも消えるので、リラクゼーションのために使っているアロマの香りがより清らかに感じられるようになりました。高濃度・大風量で効果的なのに、洗剤や消毒液のように残留物が残らないのが嬉しいです。
