衛生環境の向上の為オゾンクラスター 1400を導入
医療法人瞳心会 若山眼科 様
スタッフが退出時にインターバル設定をして消毒を実施。隅々まで消毒でき衛生環境の向上により患者様・スタッフの安心度向上。
使用した製品
オゾン発生器 オゾンクラスター1400
医院名
医療法人瞳心会 若山眼科
住所
〒590-0807 大阪府堺市堺区旭ケ丘南町3-1-6
事務長
若山博史 様
事業開始
1971年(医療法人化:1989年)
ホームページ
インタビュー実施日:2020 年 8 月
若山眼科について
若山眼科は大阪府堺市の眼科です。
付近に仁徳天皇陵古墳などいくつもの古墳が群れをなしている地域です。
この地域は百舌鳥古墳群(もずこふんぐん)と呼ばれ世界遺産に認定されました。
1971年に眼科をしていた私の父が独立開業しました。
当時の診療所は3分の1ほどの広さでしたが、周囲に眼科が少なかったこともあり、午前中だけで患者様が100人程度こられ診療所の外に並んでおられたこともよくありました。
父が開業した若山眼科に眼科医になった私の姉も参画し診療所を運営していましたが、1989年当時、私が勤めていたシステム開発会社を辞職していたこともあり、医療法人化をするタイミングで事務長として経営に参画することにしました。
私は理系の大学卒業後、コンピュータ関連・検査機器の設計や製造に携わったりビルのセキュリティに関するシステムの立ち上げなどに携わっていたので、院内のコンピュータや検査機械のハードとソフトの両方を見ることができます。
眼科の経営面だけでなく医療サービスの検討や医院の中の衛生環境の整備など多岐にわたってサポートしています。
例えば”マイオピン”という副作用がほぼ皆無の良好な近視抑制薬があります。
この薬はシンガポ-ル国立眼科センターの研究に基づいて開発されておりますが、日本国内では保険適応外の薬になります。
こちらの薬を扱い始めるときは大阪で弊院以外では2院ぐらいだったと記憶していますが、現在の上田院長と相談して導入を決定しました。
また、父の影響もあって目の不自由な方との関わりをもち、インターネットの前身であるパソコン通信の時代に、本の内容を一定のフォーマットに従ってパソコン入力した文章をフロッピーにいれ、そのデータを点字の本に成形するようなプロジェクトにも携わっていました。
現在は弊院の方でロービジョングッズと呼ばれる、弱視の方が生活をするのが楽になるようなグッズの紹介と市町村からの補助金制度を案内しています。
オゾン発生器を導入した理由
元々は診療所に取り付けている業務用エアコンの脱臭用途でオゾンマートのオゾン発生器を購入していました。
天井取付型のエアコンが夏に臭うようになり困っていたのが元々で、様々な機械を試していましたが脱臭できず困っておりました。
マイナスイオン発生器や紫外線なども試したのですがだめでした。
そこでオゾンを試すことに決め、色々なウェブサイトを見て回っていた時にオゾンマートのHPにたどり着き、メールで質問をさせていただいて信用できそうだということで購入しました。
今となってはどんな質問をしたのかは失念してしまいましたが。
(オゾンクラスター1400の1世代前のモデルであるオゾンメイドをご購入いただきました)。
オゾン発生器を使うとエアコンの匂いが劇的に取れたので驚きました。
その後、好奇心が抑えられなくてオゾン発生器のガワをばらして中身を見てみたのですがしっかりした作りをしていてさらに安心しました。
画像上部にあるエアコンの脱臭がもともとのオゾン発生器導入理由。現在はコロナ対策のため待合スペース用の本や窓際においていた様々なインテリアグッズは撤去されていました。
新型コロナウィルスへの対応について
(2020年2月~4月)
コロナで騒がれるようになった時期は幸いにも前述したエアコン脱臭やアデノウイルス(はやり目)対策のために使用していた様々な消毒グッズがあり、一般の方に比べれば消毒に関する知識や用品なども揃っておりましたが、それでもコロナに関しては必死になってスタッフと共に調べました。
政府から正確な情報がなかなかおりてこなかったのがすごくストレスでしたね。
情報が錯綜していましたので、こうなったら色々な手段を並行して実施しようと決めました。
オゾンをはじめ他社の空気清浄機や50ppmの次亜塩素酸水を局所的に噴霧することにし、来院される患者さんに向けて感染対策実施状況を説明するポスターを制作し掲示しています。
手でプッシュせずにかざすだけで使えるアルコール消毒機器が入り口やトイレの出入り口など複数設置されていました
新型コロナウィルスへの対応について
(2020年2月~4月)
また、オゾンマートさんが新しく強力なタイプのオゾン発生器をリリースされておられたのでオゾンクラスター1400を購入させていただきました。
空間を除菌するという点については、弊院は他の院よりも充実していたのではないかと思います。
一番困ったのはアルコールとマスクが不足してしまったことです。
アルコールについては一番の感染ルートと言われている接触感染対策としての手指消毒や機器の消毒用のものが不足して困りました。
同時に、院内をより強力に消毒するために界面活性剤でテーブルやドアノブなどを拭いて消毒していた時期もありました。
界面活性剤で消毒をすると拭き取りの手間がとても大変でしたね…。
界面活性剤を使っていたのは、SARS騒動の際にエンベロープを持つコロナウィルスに界面活性剤(洗剤)が効くと明らかになっていたので、今回の新型コロナウィルスにも原理的に効果があるだろうと判断したためです。
マスクについては、眼科の検査では患者の方と対面して検査をしますので、マスクがないと大変な不安の中で実施することになりますから、医師会から配られたマスクを含めてなんとかかき集めたマスクを患者の方にも配って検査をしていました。
スタッフへの対応としては、以下の対応を決定しました。
インフルエンザの検査キットおよびタミフルを各自に配布。
発熱したスタッフにはインフルエンザ検査キットでインフルエンザをチェック。
陽性ならタミフルを服用、陰性ならパルスオキシメーターにて酸素飽和度の数値が下がるようなことがあれば保健所に連絡。
抗体検査キットを購入してスタッフ全員に実施。
幸いにもスタッフおよびスタッフの家族がコロナに感染しておらず、また高熱を出した時の対応策もプロセスを決定しておりましたので、安心感をもって出勤していただいています。
視力検査はマスクをしたまま指差しで実施することでリスクを最小限にされていました
オゾン発生器での消毒の効果
スタッフや患者の方から、安心感があると言われています。
弊院はフロアが複数あるのですが、以前より購入していたオゾン発生器を含めて3台ほどもっていますので、患者の方のこられる診療エリアとスタッフのオフィスエリアの両方ともオゾン発生器で夜間にオゾンガスでの燻蒸をしています。
また、5月中旬にオゾンガスによって、新型コロナウィルスが不活性化されると奈良県立医科大学さんの研究結果が発表され、安心感が非常に上がりました。
原理的には効果があると信じて、スタッフにアナウンスして参りましたが、客観的な研究結果は非常にありがたかったですね。
一つ気づかなかったデメリットがありまして、ゴム製品はオゾンに弱いことですね。
地震や振動でコンタクトレンズの在庫が落ちないように、コンタクトレンズ用の小物ケースにゴムバンドをかけて管理をしているのですが、ゴムが劣化してしまいました。
もともと古かったのでオゾンが止めを刺した形になりました。
現在はゴムの周囲に他の繊維が巻かれているタイプのゴムバンドに替えたのですが、こちらはゴムが劣化している感じはなく無事に使えています。
受付には消毒用アルコールと事務長が自ら施工したアクリル板がありました
オゾンクラスター1400の使用方法
オゾンクラスター1400を含め、弊院が持っているオゾンマート製のオゾンガス発生タイプの商品3つを、診療が終わりスタッフが帰る時にスイッチを入れて使っています。
インターバル設定にて一晩中稼働させる設定にしており、朝、病院に入るとオゾン臭がするので窓を開けて換気をしています。
使用後にドアや窓を開放するだけですみ、テーブルや椅子などを布巾で拭く必要がないのも労力がかかなくて助かります。
またオゾン臭が残っているのでオゾンガスがしっかり発生しているのだなと分かるため安心します。
オゾンクラスターを台の上に設置してよりガスが蔓延しやすいようにして使用されていました
これからの眼科業界での
オゾン利用について
ゴム製品には注意ですが、導入してのデメリットはないです。
手間が増えないのが良いなと思いますし、ガスなので普段除菌ができない隙間や手が届かないようなところにも行き届いているのがいいです。
医療機関の中でも子供の受診が多い小児科と耳鼻科は、オゾンガス発生器を導入することによって、親御さんの安心につながると思います。
眼科に限らずどの業界の方にもオゾンガス発生器の導入を検討するのが良いのではと思っています。
コンタクトレンズが地震で落下しないようにするためのゴムバンド。新しく取り替えたそうです
手軽なのに効果は2~3ヶ月続きます
当院では院内感染予防のため、待合室・検査室・診察室とシャープの業務用プラズマクラスタ発生器や、エアコンの中にはジェットストリーマーというイオン式集塵を組み入れていました。
しかし、夏場にエアコンの設定温度を上げると、エアコンの臭いがすることがあります。
医療機関で臭うというのは良くないのでエアコン業者さんに洗浄してもらうのですが、温度設定で冷媒がエアコン熱交換器に流れず水の膜が切れると臭い始めるのでした。
オゾンメイドの当院での使い方をご紹介します。
エアコン臭や部屋の臭いを消すために、仕事帰りにエアコンの空気取り入れ口の下にオゾンメイドを設置してタイマー30分で運転させます。
オゾンの濃度は低下しても時間との積算で効果があるとのことですから、エアコンは送風の強風で一晩運転し部屋の隅々までオゾンを拡散させています。
次の朝、念のため窓を全開で換気、オゾンメイドを撤去して終了。
とても手軽なのに効果は2~3ヶ月続きます。
部屋自体の固有の臭いも消えるので、リラクゼーションのために使っているアロマの香りがより清らかに感じられるようになりました。
高濃度・大風量なので効果的なのに、洗剤や消毒液のように残留物が残らないのが嬉しいです。
使用したオゾン発生装置について
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製品の詳細
オゾンクラスター1400は、日本製のオゾン発生器です。それにもかかわらず、コストパフォーマンスが大変優れています。1時間あたり1400mgのオゾンを生成。1分あたり4,250Lの大風量。このスペックで税込275,000円は、競合製品と比較すると圧倒的に割安です。
また、ホームページ上に掲載している導入事例の数も豊富なので、同業他社や類似業態の会社が本機をどのように使っているか、すぐにわかります。
中国からの直販が多いオゾン発生器が多い中で、製造元である弊社(アースウォーカートレーディング株式会社)は山口県周南市に拠点を置く企業ですので、製品についての質問や修理が必要になった場合の対応など、フォローアップ体制も充実しています。
脱臭、除菌、ウイルス対策などにお役立てください。