オゾン水で排水口の臭いは変わる?臭気測定器を使った比較検証
実験の様子を動画で確認
この記事で紹介している検証内容は、自社YouTubeチャンネル「オゾンマート」でも動画として公開しています。実際の機器の動作、測定値の推移、検証プロセスをそのままご覧いただけます。
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キッチンや洗面台の排水口のニオイは、毎日の生活で気になりやすい場所のひとつです。市販の洗浄剤を使うほかに、「オゾン水を流すと臭いはどう変わるのか」が気になる方もいるかもしれません。この記事では、オゾン水生成器「オゾンバスター」で作ったオゾン水を排水口に流し、水道水を流した場合と比べて臭気測定器の数値がどう変化するかを検証した結果を整理します。あわせて、なぜそうなったと考えられるのか、家庭や店舗の排水口ケアに取り入れるときに何を確認すればよいのかまでをまとめます。
検証の目的|オゾン水で排水口の臭気はどう変わるのか
今回の検証では、排水口に流す水を「水道水」と「オゾン水」で分け、排水口付近の臭気を臭気測定器で計測して、数値にどのような差が出るかを確かめました。
オゾン水には消臭の働きがあるとされますが、実際に排水口でどの程度の変化が出るのかは、条件によって異なります。そこで、同じ排水口に対して水道水とオゾン水をそれぞれ流し、計測値を比べることで、変化の傾向を確認することを目的としました。
検証の前提|排水口が臭う仕組みとオゾン水の作用
検証の結果を読み解く前に、排水口が臭いやすい理由と、オゾン水がどのように臭気に関わると考えられるかを整理しておきます。
排水口のニオイにつながりやすい要因
排水口のニオイには、いくつかの要因が重なっていることが多くあります。代表的なのは、食べカスや油、皮脂などの有機物が付着し、そこに雑菌が繁殖することです。これらが時間とともに蓄積すると、ヌメリや臭いの原因になりやすくなります。
つまり、排水口の臭いは「流れる水のニオイ」というより、排水口や配管の内側に残った汚れと、そこに含まれる成分が関係している場合が多いといえます。
オゾン水が臭気成分に作用する考え方
オゾン水は、オゾンを水に溶かしたものです。オゾンには酸化作用があり、臭気の原因となる成分を分解・低減する方向に働くと考えられています。
また、オゾン水は時間がたつと酸素に戻る性質があります。そのため、アルコールや塩素のように成分が残りにくいことが特徴のひとつです。今回の検証は、このオゾン水を排水口に流したとき、臭気測定器の数値にどう表れるかを見るものです。
検証の方法と使用機器
検証は、家庭の排水口を想定し、同じ排水口に水道水とオゾン水を流して計測する方法で行いました。
使用したオゾン水生成器「オゾンバスター」
今回使用したのは、オゾン水生成器の「オゾンバスター」です。手のひらサイズの本体を水に入れてスイッチを入れるだけで、オゾン水を生成できます。最大オゾン濃度は5ppm、生成できる水量の目安は10L程度までで、水道水またはミネラルウォーターで使用します。
オゾンバスターは、オゾン水を作る機器です。気体のオゾンを発生させる機器とは性質が異なります。
比較の手順
手順は次のとおりです。まず1Lの水道水を排水口に流し、排水口付近の臭気を臭気測定器で計測しました。次に、同じく1Lの水を用意し、オゾンバスターでオゾン水を生成してから排水口に流し、同じように臭気を計測しました。水量と計測場所をそろえることで、流す水の違いによる変化を比べやすくしています。
水道水とオゾン水で臭気数値はどう変わったか
実際に計測した結果を、流した水ごとに整理します。
水道水を流したときの結果
1Lの水道水を排水口に流したところ、臭気測定器の数値に大きな変化は見られませんでした。水を流すことで物理的に押し流される部分はあっても、排水口に残った臭気そのものへの変化は、この計測では確認しにくい結果でした。
オゾン水を流したときの数値の推移
続いて、オゾンバスターで生成したオゾン水を排水口に流しました。すると、流してから30秒程度で臭気測定器の数値が大きく下がり始め、1分後には数値が30前後まで下がりました。
※ここで示した数値は、今回の排水口と計測条件での結果です。排水口の汚れの状態や水質、計測環境によって変化するため、すべての排水口で同じ数値になるとは限りません。
| 流した水(各1L) | 臭気測定器の数値の変化 |
|---|---|
| 水道水 | 大きな変化は見られなかった |
| オゾン水 | 約30秒で大きく低下し始め、1分後に数値30前後まで低下 |
検証結果から読み取れること
水道水ではほとんど変化が見られなかった一方、オゾン水では短時間で臭気数値が下がりました。この差からは、単に水を流して押し流すだけでなく、オゾン水の酸化作用が排水口付近の臭気成分に作用したと読み取れます。
ただし、臭いの感じ方には個人差があり、臭気測定器の数値の下がり方も排水口の状態によって変わります。今回の結果は「この条件では臭気数値が下がった」という傾向を示すものであり、どんな排水口でも同じ効果が出ると一般化できるものではありません。あくまで、オゾン水が排水口の臭気に対して変化を生む方向に働きうることを示す一例として捉えるのが自然です。
検証結果を排水口ケアに取り入れるときの前提
検証の結果を、実際の排水口ケアに取り入れる場合は、いくつかの前提を押さえておくと判断しやすくなります。
ゴミ・汚れの除去は別途必要
オゾン水は臭気成分に作用する方向に働きますが、排水口にたまった食べカスやゴミそのものを取り除く役割は別です。目に見える汚れやヌメリのもとになる有機物は、これまでどおり物理的に取り除いたうえで、仕上げや日常ケアとしてオゾン水を流す、という組み合わせが現実的です。
オゾン水は時間がたつと酸素に戻る
オゾン水は、時間経過とともに酸素に戻る性質があります。そのため、作り置きには向かず、生成したらその都度使うのが基本です。残留しにくいことは扱いやすさの一方で、ためておけないという前提でもあるため、使うタイミングで作る運用が向いています。
家庭でも店舗でも使える機器カテゴリ
オゾンバスターは、家庭用と業務用のどちらでも使えるオゾン水生成器に分類されます。一般家庭の水回りケアのほか、飲食店や歯科医院、自動車整備工場などでも導入されています。排水口だけでなく、水回り全般のケアに使われる場面があるため、用途の広さも検討材料のひとつになります。
排水口のニオイ対策でオゾン水を検討するときの確認観点
最後に、排水口のニオイ対策としてオゾン水を取り入れるかどうかを考えるときの確認観点を整理します。
まず、気になっているニオイが、ゴミや汚れの蓄積によるものかどうかを確認します。原因となる汚れが残っている場合は、まずその除去が前提になります。次に、定期的にオゾン水を流す運用を続けられそうか、生活や業務のリズムに合うかを考えます。オゾン水は残留しにくいぶん、こまめに使うほうが向いている方法です。
そのうえで、生成に使う水(水道水またはミネラルウォーター)や、生成できる水量の目安など、製品仕様で確認できる条件を見ておくと、自分の使い方に合うかを判断しやすくなります。排水口のニオイ対策は一つの方法だけで決まるものではありませんが、汚れの除去を前提にしたうえで、日常ケアの選択肢のひとつとしてオゾン水を位置づけると、無理なく取り入れやすくなります。
よくある質問
オゾン水を排水口に流すと臭いは消えますか?
今回の検証では、流した条件で臭気数値が下がる傾向が見られました。水道水を流しても臭気数値に大きな変化はなく、オゾン水では約30秒で低下し始め、1分後に30前後まで下がりました。ただし臭いの感じ方や下がり方は排水口の状態や水質で変わるため、すべての排水口で同じ結果になるとは限りません。
掃除をしなくてもオゾン水だけで大丈夫ですか?
汚れの除去は別途必要です。オゾン水は臭気成分に作用する方向に働きますが、食べカスやゴミそのものを取り除く役割はありません。目に見える汚れやヌメリのもとになる有機物は物理的に取り除いたうえで、仕上げや日常ケアとしてオゾン水を流す組み合わせが現実的です。
オゾン水はどのくらいの頻度で流せばよいですか?
こまめに流す運用が向いています。オゾン水は時間がたつと酸素に戻る性質があり、効果を長くためておくものではありません。そのため、まとめて一度に頼るより、生活や業務のリズムに合わせて定期的に流すほうが、排水口を清潔に保ちやすくなります。具体的な頻度は使用環境に応じて調整してください。
オゾン水は作り置きできますか?
作り置きには向きません。オゾン水は時間経過とともに酸素に戻るため、生成してから時間がたつと濃度が下がっていきます。残留しにくいことは扱いやすさの利点ですが、ためておけない前提でもあります。使うタイミングでその都度生成して流す運用が基本になります。
オゾンバスターはオゾン発生器とは違うのですか?
別カテゴリの機器です。オゾンバスターはオゾン水を生成する「オゾン水生成器」で、気体のオゾンを発生させる「オゾン発生器」とは性質が異なります。本体を水に入れてスイッチを入れるとオゾン水を作れる仕組みで、最大オゾン濃度は5ppm、生成水量の目安は10L程度までです。
家庭の排水口以外にも使えますか?
水回り全般のケアに使われています。オゾンバスターは家庭用・業務用兼用のオゾン水生成器で、一般家庭のほか飲食店や歯科医院、自動車整備工場などでも導入されています。用途ごとの使い方や注意点は製品仕様でご確認ください。(オゾンマート編集部)





