オゾンラボ

オゾン水の半減期を実測|「21分で半減」は本当か、オゾンバスターで検証

VIDEO

実験の様子を動画で確認

この記事で紹介している検証内容は、自社YouTubeチャンネル「オゾンマート」でも動画として公開しています。実際の機器の動作、測定値の推移、検証プロセスをそのままご覧いただけます。

YouTubeで動画を開く

「オゾン水は、作ってからどれくらいの時間まで使えるのか」。これは、オゾン水を使う多くの方が気にする点です。オゾン水には、時間が経つと濃度が下がっていく性質があります。今回は、オゾン水生成器「オゾンバスター」で生成したオゾン水について、生成直後と21分後の濃度を実際に測定しました。よく言われる「21分毎に半減する」という説と照らし合わせながら、濃度がどのように下がるのか、そして時間が経ったオゾン水をどう扱えばよいのかを整理します。

検証の目的|オゾン水濃度は「21分で半減」するのか

オゾン水の半減期を測定する実験の概要図

オゾン水は、生成した直後がもっとも濃度が高く、時間が経つほど濃度が下がっていきます。

このとき、よく聞くのが「オゾン水の濃度は21分毎に半減する」という説明です。

ただ、これは目安として語られることが多く、実際の減り方は使う条件によって変わると考えられます。

そこで今回は、オゾン水生成器「オゾンバスター」で作ったオゾン水を使い、生成直後と21分後の濃度を実際に測りました。「21分毎に半減」という目安と、実測値がどの程度一致するのかを確かめることが、この検証の目的です。

なお、ここで紹介する数値は、後述する特定の条件で測定した結果です。すべてのオゾン水に同じ数値が当てはまるわけではない点は、はじめにご理解ください。

オゾン水が時間とともに薄くなる仕組み

オゾン水は、オゾンを水に溶け込ませた水です。このオゾンには、時間が経つと酸素に戻っていく性質があります。

そのため、生成したオゾン水をそのまま置いておくと、溶けているオゾンが少しずつ減り、濃度が下がっていきます。

これは「水が汚れていく」という話ではなく、「溶けていたオゾンが酸素に戻ることで、オゾンとしての濃度が下がる」という変化です。言いかえると、オゾン水は長く濃度を保ち続ける水ではなく、時間とともに自然に薄まっていく水だといえます。

この性質を踏まえると、「どれくらいの時間で、どの程度下がるのか」を知っておくことが、使うタイミングを考える手がかりになります。

検証の設計と使用機器

オゾンバスターで1リットルの水道水を電解しオゾン水を生成する様子

今回の検証は、次の条件で行いました。

  • 使用機器:オゾン水生成器「オゾンバスター」
  • サンプル:1リットルの水道水
  • 生成方法:1分間電解してオゾン水を生成
  • 測定:生成直後と、その21分後にオゾン水濃度を測定

オゾンバスターは、水の中に入れてスイッチを入れることで、オゾン水を生成できる機器です。家庭でも業務の現場でも使われており、生成するときの水量や時間によって濃度が変わります。

今回は、1リットルの水道水を1分間電解する条件にそろえ、同じオゾン水の濃度がどのように変化するかを追いました。測定する水量や電解時間が変われば数値も変わるため、ここでの結果は「この条件で測ったときの値」として読み進めてください。

検証の結果|生成直後と21分後の濃度

測定の結果は、次のとおりです。

経過時間 オゾン水濃度
生成直後 1.5ppm
21分後 0.87ppm
生成直後のオゾン水濃度を測定した結果(1.5ppm)

生成直後のオゾン水濃度は1.5ppmでした。そこからオゾンの生成を止め、21分が経過した時点で再び測定しました。

21分後のオゾン水濃度を測定した結果(0.87ppm)

21分後の濃度は0.87ppmまで下がっていました。21分の間に、濃度がおよそ4割下がった計算になります。

くり返しになりますが、これは1リットルの水道水を1分間電解した、今回の条件での測定値です。水質や水温、水量などが変われば、減り方も変わると考えられます。

結果の解釈|「21分で半減」よりゆるやかに減った

ここで、「21分毎に半減する」という目安と照らし合わせてみます。

仮に21分でちょうど半分になるとすれば、1.5ppmは0.75ppmまで下がる計算です。しかし今回の実測値は0.87ppmで、0.75ppmよりは高い濃度が残っていました。

このことから、今回の条件では「21分毎に半減」よりも、やや緩やかに濃度が下がったと読み取れます。

オゾン水が酸素に戻るスピードは、水質や水温などの条件で変わるとされています。そのため、「21分で半減」はあくまで目安であり、実際の減り方は条件によって前後すると考えておくのが現実的です。今回の結果も、「半減より少しゆっくり減った一例」として捉えるのが適切だと考えられます。

時間が経ったオゾン水をどう扱うか|使うタイミングの考え方

今回の検証からわかるのは、オゾン水は生成後、時間とともに濃度が下がっていくということです。

では、時間が経ったオゾン水はもう使えないのかというと、必ずしもそうではありません。オゾン水は、濃度が下がっても、ある程度の除菌の働きは期待できると考えられます。

ただし、濃度が高いほど安定して使いやすいため、生成後はなるべく早めに使うのが基本です。しばらく置いてしまった場合は、もう一度電解してオゾン水を作り直すことで、濃度を戻して使う方法もあります。

自分の使い方に当てはめて考えるときは、次のような点を確認しておくと判断しやすくなります。

  • 生成してから、どれくらいの時間で使う予定か
  • 高めの濃度で使いたいのか、ある程度下がっても問題ない用途か
  • すぐに使えない場合、使う直前に作り直せる環境か
  • 使う水の量や電解時間が、毎回大きく変わっていないか

オゾン水は「作り置きして長く保つ水」ではなく、「使うタイミングに合わせて、その都度生成して使う水」と考えると、扱いやすくなります。濃度が気になる場合は、使う直前に生成する、または再度電解するという運用が、今回の検証結果とも合った無理のない使い方だといえます。

ご購入いただいたお客様の声

よくある質問

オゾン水の半減期とは何ですか?

オゾン水の半減期は、溶けたオゾンの濃度が時間とともに半分程度まで下がる目安の時間です。オゾンは時間が経つと酸素に戻る性質があるため、生成したオゾン水は置いておくほど濃度が下がります。「21分毎に半減」とよく言われますが、これは目安で、実際の減り方は水質や水温などの条件で変わると考えられます。

オゾン水濃度は本当に21分で半減しますか?

実測では生成直後1.5ppm、21分後0.87ppmと、半減よりゆるやかに減りました。オゾンバスターで1リットルの水道水を1分間電解した条件での結果です。仮に21分でちょうど半減するなら0.75ppmになる計算ですが、実測は0.87ppmでした。「21分で半減」は目安で、条件によって前後すると考えておくのが現実的です。

オゾン水の濃度が下がる速さは何で変わりますか?

濃度が下がる速さは、水質や水温などの条件によって変わるとされています。オゾンは温度が高いほど酸素に戻りやすいと考えられ、同じ機器・同じ時間でも、使う水や環境によって減り方に差が出ることがあります。今回の数値も、この条件で測ったときの一例であり、すべてのオゾン水に同じ数値が当てはまるわけではありません。

時間が経って濃度が下がったオゾン水は使えますか?

濃度が下がっても、ある程度の除菌の働きは期待できると考えられます。ただし濃度が高いほど安定して使いやすいため、生成後はなるべく早めに使うのが基本です。しばらく置いてしまった場合は、もう一度電解して作り直すことで濃度を戻して使う方法もあります。作り置きより、使うタイミングに合わせて生成するのが向いています。

オゾンバスターはどのくらいのオゾン水を作れますか?

オゾンバスターは、最大5ppm・10リットル程度までのオゾン水を作れる機器です。水の中に入れてスイッチを入れるだけで生成でき、生成する水量や電解時間によって濃度は変わります。具体的な使い方や使用条件は、製品仕様や取扱説明書で確認することをおすすめします。オゾンバスターの詳細もご覧いただけます。

オゾン水やオゾン水生成器について相談できますか?

はい、オゾン専業17年のオゾンマートに、用途に合わせてご相談いただけます。オゾンマートは2008年の創業以来オゾンを専門に扱い、導入実績は2万社を超えます。日本のオゾン発生器4大メーカーの一角として、山口県周南市の自社工場で開発・製造を行っています。オゾン水生成器の一覧から選び方もご確認いただけます。