オゾンバスター オゾン水濃度比較実験
原料となる水道水の水温の違いで生成できるオゾン水濃度にどの程度差が出るのか比較した実験動画です。
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実験の概要
水温によって生成できるオゾン水濃度の差を比較します。
1Lの水道水を1分間オゾンバスターで電解し、オゾン水を生成します。
常温水、冷水、温水の3種類の温度の水を用意し、オゾン水濃度を測定します。
オゾン水の生成(常温)
水温を測定後(23.7℃)、1分間オゾンを生成します。
オゾン水濃度測定結果(常温)
測定結果は以下になります。
常温水(23.7℃) 1Lの水道水を1分間オゾン水生成
オゾン水濃度 1.1ppm
(ppm:オゾン濃度の単位)
オゾン水は1ppm程度の濃度があれば、数秒でほとんどの菌を分解・除去する事ができます。
オゾン水の生成(冷水)
水温を測定後(18.7℃)、1分間オゾンを生成します。
オゾン水濃度測定結果(冷水)
測定結果は以下になります。
冷水(18.7℃) 1Lの水道水を1分間オゾン水生成
オゾン水濃度 0.75ppm
(ppm:オゾン濃度の単位)
水温が低いと、オゾン水濃度が上がりづらい事が確認できました。
オゾン水の生成(温水)
水温を測定後(31.2℃)、1分間オゾンを生成します。
オゾン水濃度測定結果(温水)
測定結果は以下になります。
温水(31.2℃) 1Lの水道水を1分間オゾン水生成
オゾン水濃度 2.5ppm
(ppm:オゾン濃度の単位)
高濃度のオゾン水を生成する事ができました。
このように、オゾン水の生成は、原料となる水道水の水質や水温が大きく関係している事が確認できます。
実験結果
常温水(23.7℃) 1.1ppm
冷 水(18.7℃) 0.75ppm
温 水(31.2℃) 2.5ppm
このような結果となりました。
水温が低いとオゾン水濃度は上がりづらく、水温が高いと高濃度のオゾン水を生成する事ができる事が確認できました。
ですが、水温が高いと、分解速度が速くなる為、半減期も速くなるとされています。(半減期:オゾン濃度が半減する時間)
40℃程度の水道水であれば問題なくオゾン水を生成できますが、オゾン水としての持続時間は短くなる可能性があります。
また、冬場の冷たい水道水については、常温に戻してから生成すると効率良くオゾン水を生成できます。
オゾン水濃度が上がりづらい、どうしてもオゾン水濃度を上げる必要がある場合は、まずは水温の調整しオゾン水の生成を行うと良いでしょう。
使用したオゾン発生装置について
製品の詳細
オゾンバスターは、手のひらサイズのオゾン水生成機です。10リットルまでの水量なら、3~5ppmまで濃度を上げることができます。(※水質によります)
水の中にオゾンバスターを入れ、スイッチをONにするだけで、誰でも簡単に高濃度オゾン水を生成することが可能です。
オゾン水は水中にオゾンが溶けた状態の水であり、強力な除菌力を持ちながら、アルコールや塩素のようなものではなく、自然なものです。ですので、除菌のために使っても、残留性がありません。日々の除菌にお役立てください。
※オゾンバスターは、水道水、またはミネラルウォーターのみ使用できます。