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オゾンガスでスマホを除菌する検証|処理前後の汚れを数値で比較

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実験の様子を動画で確認

この記事で紹介している検証内容は、自社YouTubeチャンネル「オゾンマート」でも動画として公開しています。実際の機器の動作、測定値の推移、検証プロセスをそのままご覧いただけます。

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毎日手にするスマホは、皮脂や手の汚れが付きやすく、清潔に保ちたいと感じている方も多いと思います。一方で、水拭きやアルコール拭きは、水濡れやコーティングへの影響が気になり、ためらう方もいます。そこで気になるのが、水を使わずに作用させられるオゾンガスです。この記事では、オゾンマートがオースリークリア3のオゾンガスでスマホを処理し、汚れの数値が処理前後でどう変わるかを測定した検証結果を、条件とあわせて整理します。数値の読み方と、その結果を自分の状況に当てはめて考えるときの前提まで確認できる内容です。

オゾンガスでスマホを除菌できるか検証した目的

スマホの汚れ対策として、拭き取り以外の方法に関心を持つ方は少なくありません。この検証では、拭き取りでは届きにくい部分も含めて、オゾンガスでスマホの汚れがどの程度低減するのかを、数値で確認することを目的としました。

スマホをオゾンガスで除菌する検証の概要図

スマホの汚れが気になる理由と、水を使わず処理したいニーズ

スマホは、通話やタッチ操作で顔や指に長時間触れる持ち物です。皮脂や汗、手に付いた汚れが付着しやすく、清潔さが気になりやすいアイテムだといえます。

ただ、スマホは精密機器のため、水分やアルコールでの拭き取りに不安を感じる方もいます。画面のコーティングへの影響や、すき間からの水分侵入が心配になるためです。こうした背景から、液体を使わずに作用させられるオゾンガスでの処理に関心が集まります。今回の検証は、その関心に数値で答えるための実験です。

この検証で確かめたいこと

今回確かめたいのは、処理をしていないスマホの汚れと、オゾンガスで処理した後のスマホの汚れを比較し、数値にどの程度の差が出るかという点です。処理前の状態を測定してから、オゾンガスで一定時間処理し、もう一度同じ方法で測定して、その変化を見ます。

検証で使った測定器「ルミテスター」と数値の読み方

今回の汚れの測定には、キッコーマンバイオケミファ株式会社のルミテスターを使用しました。この測定器は、対象を専用の用具で拭き取り、付着している汚れの量を数値化できる検査キットです。

ルミテスターでスマホの汚れを採取・測定する様子

数値は「RLU」という単位で表されます。ここで押さえておきたいのは、RLUが示すのは、皮脂や食品残渣、微生物の由来成分などを含む「汚れ(有機物)の量」だという点です。菌の数そのものを直接数えた値ではありません。そのため、RLUが下がったことは、微生物由来の成分を含む汚れ全体が減ったことを表すと読み取れます。この記事では、この前提に沿って数値を見ていきます。

検証の設計と使用したオゾン発生器

検証は、限られた空間にオゾンガスを行き渡らせやすい条件で行いました。使用した機器とあわせて整理します。

30cm四方のボックスで15分処理する手順

検証では、まず処理前のスマホの汚れをルミテスターで測定しました。その後、30cm四方のアクリルボックスの中にスマホを入れ、オースリークリア3からオゾンガスを15分間放出します。処理後、もう一度ルミテスターで同じように汚れを測定し、処理前の数値と比較しました。

アクリルボックスにスマホを入れオースリークリア3でオゾンガスを放出する様子

使用したオゾン発生器について

検証に使用したのは、オゾン発生器のオースリークリア3です。この製品は、人やペットがいない無人環境での使用を前提とした業務用のオゾン発生器です。今回のように、対象物を入れた小さな密閉空間に向けて作用させる使い方は、この前提に沿った検証として行っています。具体的な使用条件や注意事項は、製品の取扱説明書や仕様に従う必要があります。

検証結果|処理前7611RLUが処理後670RLUに

処理前と処理後で、汚れの数値は大きく変化しました。それぞれの測定結果を順に見ていきます。

処理前のスマホの汚れ

処理前のスマホを測定したところ、汚れの数値は7611RLUでした。比較のために測定した自社のドアノブが約4000RLUだったことを踏まえると、スマホには汚れや微生物由来の成分が多く付着していたことがうかがえます。日常的に手で触れ続けるスマホは、汚れがたまりやすい持ち物だといえそうです。

オゾンガスで15分処理した後の数値

30cm四方のアクリルボックス内で、オースリークリア3のオゾンガスを15分間放出して処理した後、もう一度測定したところ、汚れの数値は670RLUまで下がりました。処理前の7611RLUと比べると、汚れの指標が約91%低下したことになります。今回の条件では、オゾンガスでの処理によって、汚れの数値が大きく下がる結果が確認できました。

7611 RLU オゾンガスで15分処理 670 RLU

汚れの指標が約91%低下(今回の検証条件での結果)

今回の検証で測定した汚れの数値(測定器:ルミテスター / 単位:RLU)
測定対象・タイミング 汚れの数値(RLU)
スマホ(処理前) 7611
参考:自社ドアノブ 約4000
スマホ(オゾンガス15分処理後) 670
オゾンガス処理後のスマホの汚れを測定した結果

数値の変化から読み取れること

オゾンは強い酸化作用を持つ気体です。今回、汚れの数値が大きく下がったのは、この酸化作用がスマホ表面の皮脂や微生物由来の成分などに作用し、汚れの指標であるRLUが低下したためと読み取れます。

また、今回は15分間の処理で測定しましたが、放出後にそのまま数分置いた場合、数値はさらに下がる傾向がみられました。これは、オゾンと対象が接している時間(接触時間)が長くなるほど、作用が進みやすいためと考えられます。

拭き取りとの違いという観点では、オゾンガスは気体のため、布が届きにくい細かな凹凸やすき間にも回り込んで接触しうると考えられます。ただし、これは今回の検証条件から読み取れる範囲の解釈であり、すべての汚れに同じように作用すると断定できるものではありません。

この検証結果を実際の生活で考えるときの前提

今回の数値は、特定の条件下での結果です。そのまま日常のあらゆる場面に当てはめられるわけではないため、いくつかの前提を整理しておきます。

まず、検証は30cm四方の密閉したアクリルボックスの中で行っています。狭い空間はオゾンガスが滞留しやすく、対象との接触が起きやすい条件です。広い部屋の中や机の上にスマホを置いた状態とは、濃度や接触の条件が異なります。そのため、今回のRLUの低下幅を、別の環境にそのまま当てはめることはできません。

次に、使用したオースリークリア3は、人やペットがいない無人環境での使用を前提とした業務用のオゾン発生器です。人やペットがいる環境での使用はできないため、生活空間でいつでも気軽に使うことを想定した機器ではありません。実際に使用する場合は、無人環境を確保したうえで、使用時間や使用後の換気など、製品が示す運用条件に従うことが前提になります。

また、スマホの素材やコーティングとオゾンの相性については、製品の取扱説明書や仕様で確認することをおすすめします。オゾンは酸化作用を持つため、対象によっては影響の有無を事前に確かめておくと安心です。

スマホのオゾン処理を検討するときに確認したい観点

今回の検証は、オゾンガスでスマホの汚れの数値が下がることを、特定の条件下で確認したものです。結果を自分の状況に当てはめて考えるときは、次の観点を整理しておくと判断しやすくなります。

  • 測定された数値は、密閉した小空間での結果である点を踏まえる
  • 使用する機器が、有人環境で使えるタイプか、無人環境前提のタイプかを確認する
  • 使用する場面で無人環境を確保できるか、使用後の換気を含めた運用ができるかを考える
  • 対象となる機器や素材との相性を、製品の仕様や取扱説明書で確認する

これらの観点を押さえておくと、検証で示された数値を正しく受け止めつつ、自分の環境に合った形で検討を進めやすくなります。オゾンによる処理は、条件を整理したうえで考えることが、納得して使い続けるための土台になります。

ご購入いただいたお客様の声

よくある質問

オゾンガスでスマホの汚れはどのくらい減りましたか?

今回の検証では、汚れの指標が処理前後で約91%低下しました。スマホをルミテスターで測定したところ、処理前は7611RLUでしたが、30cm四方のアクリルボックス内でオースリークリア3のオゾンガスを15分間放出した後は670RLUまで下がりました。ただしこれは密閉した小空間での結果であり、広い空間ではオゾンの濃度や接触の条件が異なります。

ルミテスターのRLUは菌の数を表しているのですか?

RLUは菌数そのものではなく、汚れ全体の量を示す指標です。ルミテスターは、皮脂や食品残渣、微生物由来の成分などを含む有機物の量を数値化する測定器です。そのため、RLUが下がったことは、微生物由来の成分を含む汚れ全体が減ったことを表すと読み取れます。菌の数を直接数えた値ではない点を踏まえて見ることが大切です。

この検証はどんな条件で行われましたか?

30cm四方の密閉ボックス内で、オゾンガスを15分放出する条件で行いました。アクリル製のボックスにスマホを入れ、オースリークリア3からオゾンガスを15分間放出し、処理の前後でルミテスターによる汚れの測定を行っています。狭い密閉空間はオゾンが滞留しやすいため、広い部屋や机の上に置いた場合とは条件が異なります。

オースリークリア3は家庭の部屋で使えますか?

人やペットがいない無人環境での使用を前提とした業務用機器です。オースリークリア3は、人やペットがいる環境では使用できません。使用する場合は無人環境を確保し、使用時間や使用後の換気など、製品が示す運用条件に従うことが前提になります。生活空間でいつでも気軽に使う想定の機器ではない点に注意が必要です。

スマホにオゾンガスを当てて素材に影響はありませんか?

素材やコーティングとの相性は、製品の仕様や取扱説明書で確認します。オゾンは酸化作用を持つため、対象によっては影響の有無を事前に確かめておくと安心です。今回の検証は汚れの数値変化を確認したもので、素材への影響を評価したものではありません。気になる場合は、目立たない範囲で試すなど慎重に進めることをおすすめします。

検証結果を自宅でそのまま再現できますか?

条件が異なるため、同じ数値をそのまま再現できるとは限りません。今回の結果は密閉した小空間での測定値で、空間の広さやオゾンの濃度、接触時間によって変化します。オゾンマート編集部では、機器の分類や使用条件を製品仕様に沿って整理しています。検討の際は、使用環境と製品の前提条件を確認したうえで判断することをおすすめします。