オゾンで病院内の除菌と脱臭、そして患者さん増加を目指す
意外と気になる医療施設内の臭い。強力な消臭能力を持つオゾン発生器が施設の集客アップをお手伝いします。
* 本記事では、オゾン発生器を利用した、病院内の脱臭、除菌について解説しています。
オゾン発生器、またオゾン水生成器を利用した医療行為、歯科治療についての解説や推奨を行うものではありません。
1.現代の医療の現場について
日本全国にある病院の総数は、「病院」と「診療所」を合わせて、11万件ほどです。
そして、これとは別に「歯科診療所」は7万件弱あります。
病院はその4割が赤字といわれており、歯科になると6割が赤字と言われています。
「高額な医療機器」「スタッフや病院などの固定費の高さ」そして「競争の激しさ」が指摘されています。
私の友人は腕の良い眼科医がいます。
地方公務員の家庭で育ち、首都圏の国立大学医学部を卒業し、眼科医(勤務医)になりました。
しかし、自分の病院を開設しようとすると高額な初期投資が必要になるため、まだ勤務医をやりながら貯金をしています。
時には、眼科の手術をする患者さんから「心付け」を受け取って、それも貯金に回しているとの話でした。
父や母がお医者さんで、病院をそのまま引き継げるような「二世医師」を除き、開設費用の準備は相当に大変です。
そして、苦労して病院を開いても、競争が激しいので、安定した病院経営が行えるかどうかは分からない、という状況です。
また、高齢化による社会保障費の急増から、公的医療保険が縮小に向かうのは確実と見られており、「普通の街のお医者さん・歯医者さん」にとっては逆風が吹く状況です。
こうした中、病院経営においてできることは、実は普通の会社の経営と同じです。
つまり、「プラスの要素を増やす」、そして「マイナスの要素を減らす」です。
[プラスの要素]
・医師の技術力を上げる
・医師の患者への対応を親切にする
・新しい医療機器を導入する
・スタッフの患者への対応力をあげる、など
[マイナスの要素]
・医療事故を起こさないようにする
・院内感染を起こさないようにする
・患者さんが来院するにあたっての不快な要素を減らす
一般的に、人を育てるには時間と労力が必要となり、また即効性もありません。
医療機器の導入は莫大な資金が必要になるため、簡単に決断できることではありません。
しかし、一部のマイナスの要素を、簡単に減らすことができることができる方法があります。
以下、オゾン発生器を利用した「マイナスの要素を減らす方法」についてご紹介します。
オゾン発生器は、気体のオゾンを発生させて、脱臭と除菌を同時に行うことができます。
例えば、病院や歯科医院の待合室。
入ってくると、むっとするような「病院臭」がすることがあります。
病気を治しに病院に来たのに、この病院臭が原因で、さらに具合が悪くなる人もいるほどです。
オゾン発生器を使うことで、こうした病院臭を取り除くことができます。
また、病院は「病にかかった人がくる場所」ですので、待合室は特に「患者さん同士の感染」「患者さんからスタッフへの感染」に注意しなければなりません。
待ち時間が長い病院ですと、1時間以上も同じ場所で待つため、他の人が持つウイルスなどを吸い込んでしまいやすい状態です。
オゾンには、強力な除菌効果があるため、細菌やウイルスをオゾンにより分解し、病院の安全を守ります。
医療法人瞳心会若山眼科 様
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京都大学 東南アジア地域研究研究所
野瀬光弘 先生
病院は、医療法第1条の5第1項において、「『病院』とは、医師又は歯科医師が、公衆又は特定多数人のため医業又は歯科医業を行う場所であって、20人以上の患者を入院させるための施設を有するものをいう」とされています。診療所は、医療法第1条の5第2項において、「『診療所』とは、医師又は歯科医師が、公衆又は特定多数人のため医業又は歯科医業をなす場所であって、患者を入院させるための施設を有しないもの又は19人以下の患者を入院させるための施設を有するものをいう」と規定されています。
京都大学 東南アジア地域研究研究所
野瀬光弘 先生
病院は、医療法第1条の5第1項において、「『病院』とは、医師又は歯科医師が、公衆又は特定多数人のため医業又は歯科医業を行う場所であって、20人以上の患者を入院させるための施設を有するものをいう」とされています。診療所は、医療法第1条の5第2項において、「『診療所』とは、医師又は歯科医師が、公衆又は特定多数人のため医業又は歯科医業をなす場所であって、患者を入院させるための施設を有しないもの又は19人以下の患者を入院させるための施設を有するものをいう」と規定されています。
MRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)と3種の対照菌、すなわちmethicillin-susceptive S.aureus(MSSA)、P.aeruginosa、aS.marcescensを用いてオゾン水の殺菌効果とその経時変化を測定したところ、ほぼ瞬間的に殺菌効果を示し、5秒程度の非常に短時間で有効なことが明らかになりました。MRSAに最も有効といわれているポビドンヨード系消毒剤と比べてもオゾン水の殺菌効果はまったく遜色ないと考えられています。ただし、オゾン水の殺菌時間は5秒以下で、菌量に対して十分なオゾン量を確保しなければ、オゾン量に見合った量の菌は殺菌されるものの、一部の菌がオゾン水中で生存することになります。
MRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)と3種の対照菌、すなわちmethicillin-susceptive S.aureus(MSSA)、P.aeruginosa、aS.marcescensを用いてオゾン水の殺菌効果とその経時変化を測定したところ、ほぼ瞬間的に殺菌効果を示し、5秒程度の非常に短時間で有効なことが明らかになりました。MRSAに最も有効といわれているポビドンヨード系消毒剤と比べてもオゾン水の殺菌効果はまったく遜色ないと考えられています。ただし、オゾン水の殺菌時間は5秒以下で、菌量に対して十分なオゾン量を確保しなければ、オゾン量に見合った量の菌は殺菌されるものの、一部の菌がオゾン水中で生存することになります。
2.オゾン発生器を利用した病院内の脱臭・除菌方法
オゾン発生器は、「人がいない空間で高濃度のオゾンを発生させ脱臭除菌する」無人環境用の製品と、「人がいる空間で低濃度のオゾンを発生させ脱臭除菌する」有人環境用の製品があります。
ある空間が無人になったタイミングで短時間で除菌脱臭する場合は、無人環境用の製品を使います。
逆に、人が常にいる空間で人体に害のない程度の低濃度のオゾンを出しっぱなしにして除菌脱臭する場合は、有人環境用の製品を使います。
無人環境用のオゾン発生器の場合、人がいない時間を見計らってオゾン除菌脱臭するため、短時間で高濃度のオゾンを出すほうが効果的です。
この観点からおすすめできるのは、「オゾンクラスター1400」です。
オゾンマートの販売するオゾン発生器の中で、最もオゾン発生量が多い (1400mg/hr) のがオゾンクラスター1400です。
短時間でオゾンを大量に出して、除菌脱臭を行えるという強みがあります。
例えば、一般的な製品が30分かかるところを、オゾンクラスター1400であれば5-10分で十分な量のオゾンを生成できます。
例えば、病院の昼休みの時間帯 (1-3時間程度の間) などにさっと除菌脱臭したいといった場合に、最も効果的に利用できるのがオゾンクラスター1400です。
なお、大口径ファンを搭載しているため、広い空間に短時間でオゾンを行き渡らせることができるので、広い治療室や待合室、廊下などの除菌脱臭にも適しています。
次に、人がいる有人環境で利用するオゾン発生器ですが、こちらは「オゾンクルーラー」が最適です。
オゾンクルーラーは、人がいる環境で安全に利用できることを目的に設計されたオゾン発生器です。
介護をする人が、臭いに悩まされることがないように稼働できる設計となっています。
そして、高齢者介護の臭いだけでなく、ペットの臭い、体臭、たばこの臭い、カビの臭いなども合わせて取り去ることができます。
小型で軽量のため、簡単に持ち運びできますので、「午前は高齢者がお住まいの部屋で使って、午後は病院内の事務室で使う」といった利用方法も可能です。
無人環境でのオゾン利用と、有人環境でのオゾン利用、ぜひ貴院にあった導入を検討ください。
京都大学 東南アジア地域研究研究所
野瀬光弘 先生
院内感染の多くは医療従事者らの手指を介した交差感染といわれ、手指洗浄は感染経路を遮断する上で最も基本的かつ効果的な院内感染防止策です。このため、広い抗菌スペクトルを持ち、低濃度・短時間で殺菌効果を示すオゾン水は、院内感染防止の手指洗浄剤として最適といえます。病院看護師による手指洗浄実験を繰り返したところ、①オゾン濃度4mg/リットルのオゾン水1リットルを使用した30秒間の手指洗浄、②血液などの還元性物質が付着した場合などには、オゾンと反応しにくい界面活性剤と通常の水を用いた予洗浄後にオゾン水洗浄を行う、という2つの洗浄方法で完全な殺菌効果が得られるとされています。
京都大学 東南アジア地域研究研究所
野瀬光弘 先生
院内感染の多くは医療従事者らの手指を介した交差感染といわれ、手指洗浄は感染経路を遮断する上で最も基本的かつ効果的な院内感染防止策です。このため、広い抗菌スペクトルを持ち、低濃度・短時間で殺菌効果を示すオゾン水は、院内感染防止の手指洗浄剤として最適といえます。病院看護師による手指洗浄実験を繰り返したところ、①オゾン濃度4mg/リットルのオゾン水1リットルを使用した30秒間の手指洗浄、②血液などの還元性物質が付着した場合などには、オゾンと反応しにくい界面活性剤と通常の水を用いた予洗浄後にオゾン水洗浄を行う、という2つの洗浄方法で完全な殺菌効果が得られるとされています。