畳の臭いを消したいときの対処法|臭いの原因とオゾン発生器を使った対策も紹介
畳を敷いた部屋を使っていると、臭いが気になってくることがあります。なぜ臭いが発生するのか分からないため、具体的な対処法を実践できず困っている人も多いです。本記事では畳の臭いが気になる原因と対処法・予防方法に加え、オゾン発生器を使うメリットを紹介します。
畳の臭いが気になる原因
畳の臭いが気になる場合、さまざまな原因が考えられます。
以下で紹介する臭いの原因を参考に、心当たりがないか確認してみてください。
畳に汚れが付着している
畳に食べこぼしや飲みものが付着していると、その臭いが室内に充満するケースがあります。
臭いが強い食べもの・飲みものをこぼしてしまうと、畳そのものに臭いが残ってしまう可能性も懸念されます。
なるべく畳のある部屋での飲食は避け、万が一こぼした際には素早く拭き取って対処することがポイントです。
気づかないうちに畳に飲食物を落としていることもあるので、こまめに掃除をすることも重要です。
畳にカビが生えている
湿気の多い部屋の場合、畳にカビが生える可能性が高くなります。
畳をかたち作っている「い草」は湿気を吸収してしまうため、カビが生えやすく悪臭を放つことがあるのです。
湿気に加えて食べこぼしなどほかの原因が重なると、カビが繁殖して臭いの原因になることもあります。
湿気を取り除くために換気を行ったり、カビの繁殖を防ぐために食べこぼしや埃は綺麗に片付けたりすると原因の解決につながります。
畳にペットの臭いが残っている
ペットを飼育している場合、体臭や排泄物の臭いが畳に付着してしまうケースがあります。
直接排泄物がつかなくても、ペットが畳のある部屋に入るだけで少しずつ臭いが吸着してしまうことも考えられます。
また、ペットが畳で粗相をしてしまった場合、臭いが残るためその後もトイレのように繰り返してしまうケースにも注意が必要です。
畳の部屋にペットを入れないための敷居を作るなど、生活環境に工夫を凝らすのがおすすめです。
畳のある部屋でタバコを吸っている
畳は煙を吸引するため、タバコを吸っている場合には臭いが強く残りやすいです。
タバコの臭いは一度付着すると消すのが難しく、吸うほどに蓄積されて臭いがどんどん強くなります。
また、タバコの臭いは壁やカーテンなど、さまざまなものに付着します。畳だけでなく部屋全体に臭いが付着するため、ほかの臭いよりも気になりやすい傾向にあります。
タバコを吸わない人も、タバコ臭の着いた衣類などを畳の部屋に放置しないように注意が必要です。
畳の気になる臭いの消し方
畳の臭いが気になるときには、対策としていくつかの消し方を試すのがおすすめです。
以下では、畳の臭い消しに効果的な方法を紹介します。
エタノールでカビをかき出す
畳に発生したカビが原因で臭いがする場合には、エタノールを吹きかけてしばらく放置し、その後ブラシを使って汚れをかき出す方法がおすすめです。
エタノールをかけて放置することで畳の表面にカビが浮き上がるため、臭いの原因を処理しやすくなります。
ブラシを使う際にはカビの胞子が飛散しないように、こまめに拭き取りを行いながら最後は掃除機で吸引します。
そのほか、畳についたカビの臭いは「茶がら」を直接撒いてから、ほうきでかき集める方法でも対処可能です。
ペットの排泄物の臭いは熱湯で消す
ペットが畳に粗相をした場合、熱湯をかけて臭いを消す方法がおすすめです。
まずはペットのおしっこが付着した部分をよく拭き取り、乾いてから熱湯を少量ずつかけては拭き取る作業を繰り返します。
畳に熱湯の水分が残っていると今度はカビの発生原因になるため、最後は完全に乾かす必要があります。
乾拭きを繰り返しつつ、ドライヤーやエアコンなどを適宜使用して畳の水分を取り除きます。
換気と空気清浄機で臭いを消す
畳に食べこぼしやタバコの臭いが付着している場合には、こまめな換気と空気清浄機を使って少しずつ臭いの元を取り除く方法もあります。
部屋の空気を入れ替えることで、畳本来の臭いも強く残らなくなるメリットもあります。
換気の際には窓やドアを2つ以上開けて、空気の通り道を作るのがポイントです。
換気は湿気を取り除くきっかけにもなるため、カビの発生を防止することにもつながります。
畳の臭いを予防する方法とは?
畳に臭いが付着しないように、あらかじめ予防する方法を知るのも重要です。
以下では、畳に臭いを付着させないための予防方法を紹介します。
普段から掃除をして臭いを残さない
畳の臭いを予防するには、結果的に毎日のこまめな掃除がポイントです。
畳を使い続けていると、どうしても生活臭が付着して臭いの原因になってしまいます。
蓄積された臭いはなかなか取れないため、気になったときには手遅れになる可能性もあります。
畳の掃除をする際には、掃除機やほうきでカビ・埃を排除したり、雑巾の乾拭きで表面の湿気を取り除いたりすることがポイントです。
一見綺麗にみえる畳でも、奥底には目にみえない汚れが付着しているケースも多いため、普段からこまめな掃除がおすすめです。
エアコンの除湿機能を活用する
畳の湿気を予防するために、エアコンの除湿機能を使うのも手段の1つです。
特に雨の日は積極的に除湿機能を使い、カビの原因となる水分が畳のなかに残らないよう予防することをおすすめします。
寒い季節は逆にエアコンの暖房で湿気が付着することがあるため、こまめな換気による対処がポイントです。
季節や部屋の寒暖差に合わせてエアコンを上手に活用することが、結果的に畳の臭い予防につながります。
マットや絨毯を畳の上で使用しない
畳の上にマットや絨毯を敷くと、湿気を放出できずカビが発生する原因になり得ます。
畳の表面は可能な限り露出するようにして、湿気がこもりづらい環境を作ることが予防になります。
マットや絨毯はダニが増殖する温床にもなるため、畳の上では使用しないことがおすすめです。
インテリアの関係でマットや絨毯を使用したい場合には、時々は畳の上から移動し、湿気を取り除くことがポイントです。
手間なく畳の臭い消し&予防ならオゾン発生器を使用する
畳に臭いが付着する原因は多いため、全ての対策・予防を実践するには手間がかかります。
そこで簡単に臭い対策ができる「オゾン発生器」を導入して畳を守ることがおすすめです。
オゾン発生器とは?
オゾン発生器とは、オゾンを空気中に撒いてさまざまな効果を発揮する機器のことです。
オゾン発生器は脱臭効果が強く、畳に付着したペット、タバコ、カビといったあらゆる臭いに対応できます。
オゾン発生器は設置するだけで効果が出る上、その後のケアがほとんど不要なため使いやすいのもメリットです。
臭い消しに多くの手間を取られることはないため、忙しい毎日のなかでも畳に嫌な臭いが付着することを防げます。
オゾンは臭いの元を分解する機能がある
オゾンは芳香剤のように臭いを匂いで上書きするのではなく、臭いの元を直接分解することが可能です。
そのため強い臭いが畳に付着していても、別の匂いを使わずに根本的な脱臭ができます。
さらにオゾンには除菌効果もあるため、臭いの対処と同時にウイルスや菌を畳から排除できるのもメリットです。
オゾンを水に溶かした「オゾン水」を使うことで、畳の表面を除菌して清潔に保てます。
オゾン発生器で面倒なく臭い消しが可能
ここまで紹介した臭いへの対策・予防方法をみると、正直「面倒だな」と感じる人も多いのではないでしょうか。
その点、オゾン発生器なら特別な手間をかけずに、24時間自動で消臭が可能です。
畳のこまめな掃除やエタノールの用意、除湿などの手間を削減しつつ、効果的な脱臭ができます。
唯一気になる点は、導入にかかるコストです。
オゾン発生器の導入費はやや高めですが、薬剤などは使用しないためランニングコストがかからず、長期的な視点でみると臭い取りの労力を削減できる分も含めてトータルコストは抑えられます。
オゾンはあらゆる臭いに対応できるため、畳の部屋以外の場所でも脱臭効果が見込める点もメリットです。
使い方が多数考えられるので、導入時にかかるコスト以上の効果を得られます。
導入事例
オゾンマートでは圧倒的な導入実績の中から、利用者さまにインタビューを行いお客様の声を紹介しています。
具体的な活用方法と現場から届く生の声を是非ご覧ください。
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Honda Cars 蒲郡 様
ベストウェスタン レンブラントホテル東京町田 様
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まとめ
畳にはさまざまな臭いが付着するため、放置していると複合臭が気になる可能性があります。
事前に対策方法の確認と予防法を実践して、畳に臭いが残らないように注意してください。
もし畳に臭いが付着してしまった場合には、オゾン発生器を使って根本的な解決に乗り出すのがおすすめです。
オゾン発生器が散布するオゾンなら、臭いの成分を元から消滅させられます。
畳に付着したカビ、タバコ、食べもの・飲みもの、そのほかさまざまな生活臭も脱臭可能です。
脱臭+除菌効果もあるため、畳を常に清潔な状態に保てるのもオゾン発生器のメリットです。
オゾン発生器の導入によるメリットは数多くあるので、ぜひこの機会に詳細を確認してみてください。