消毒にかかる負担がオゾンクラスター1400で大幅に軽減

音楽室や図書館、視聴覚室などで使用しています。
消毒にかかる負担が大幅に軽減され、大変助かっています。

使用した製品

住所

〒242-0018　神奈川県大和市深見西7丁目5-1

校長

藤井 明 様

大和中学校について

大和市立大和中学校は、昭和22年に創設されました。

現在は全校生徒822名が当校に通っており、約80名の教員が在籍しています。
人格の完成を目ざし、社会の形成者として必要な資質や、心身の健康の育成を教育の目的としております。
近年グローバル化が進む中、大和中学校では「教員の姿は、子どもの鑑」「子どもの姿は、教員の指導の鏡」をモットーに、生徒に絶えず寄り添いながら、「確かな学力の定着」及び、「豊かな心と健やかな体の育成」を目ざすとともに、協働の学びや体験活動を通して生徒自らの創造力や自己有用感を高めるための教育を行っています。

コロナ禍で変わったこと

行事の中止や縮小を余儀なくされ、色々な機会が生徒から奪われてしまいました。

1年生の遠足、2年生のキャンプ、3年生の修学旅行と、例年では各学年ごとに大きな行事があるのですが、中止や延期という対応を取らざるを得ませんでした。
特に3年生は中学校生活最後の年にもかかわらず、学校行事は中止・縮小され、部活動の最後の大会も中止になるなど大きなストレスを抱えてしまっています。

当校の教員がそのような生徒たちを不憫に思い、なんとかしてあげたいという思いから地元の文化ホールを借り、3年生全体で文化祭の合唱コンクールを開催しました。
新型コロナウイルスが流行しているため、全校生徒での開催とはいきませんでしたが、中学校生活最後の思い出作りに少しでも貢献できたと思います。
生徒はもちろん保護者の皆様からも大変ご好評いただき、生徒のために行動して良かったと思っています。  

導入前に困っていたこと

毎日の消毒作業にかかる時間と労力が大きく、教員の負担になっていたことです。
生徒が帰宅した後に教室や廊下、手すり、トイレなど隅々まで消毒をする必要があるのですが、小学校とは違い中学校は授業時間が長く部活動もありますので、消毒をする時間も限られてしまいます。

また、机や手すりなどはアルコールで拭くことができるのですが、図書館の本や楽器、美術室の鉛筆などの小物はアルコールでの消毒が難しく、困っておりました。

オゾンクラスター1400を導入した理由

近くの大和小学校がオゾンクラスター1400を導入したと聞き、直接小学校まで行って実際の効果や感想などを伺いました。
実際のオゾンの効果などを知った上で他社製品とも比較し、オゾンクラスター1400を導入することに決めました。
オゾンクラスター1400に決めた理由は「性能」と「手軽さ」です。
他社製品と比べると、オゾンクラスター1400は性能の割に非常に軽く、女性教員でも簡単に持ち運びができます。
様々な教室で使用しますので、この軽さは非常に助かっております。

改善点

日々の消毒作業が楽になりました。
今でも教室や手すりなどの消毒作業は行っているのですが、教室をオゾンで除菌すると、その後アルコール消毒をする必要がなくなるので負担を減らすことができました。
吹奏楽部においては部活動後に生徒も教室の消毒を行うのですが、「今日はオゾンクラスター1400を使う日だよ」と言うとその日は消毒作業をしなくてよくなるので非常に喜びます。
部活動をした後に消毒をするとなると、練習時間が削られてしまいますので、そこをオゾンクラスター1400で改善できるのは有り難いです。
また、除菌だけではなく脱臭の効果も実感しています。
視聴覚室やPC室は生徒が上靴を脱いで使用しますので、床に敷いてあるカーペットにニオイが染み付いていました。
オゾンを発生させるとそのニオイも一緒に消えたので、驚きました。
脱臭にも効果があるとわかったので、今は保護者の方がいらっしゃる時には事前に教室でオゾンを発生させるようにしています。

使い方

現在は音楽室、準備室、多目的室、図書館、美術室、視聴覚室、PC室で使用しています。
生徒が下校した後に1つの教室あたり30分間オゾンを発生させ、1日2教室ほどのペースで除菌を行っています。

思っていたよりも軽く、教室の移動も楽にできるので重宝しています。
生徒にはオゾンの危険性についてきちんと伝えておりますので、高濃度のオゾンを吸い込んで体調が悪くなるといったことも特にございません。
濃度管理さえしっかりすれば、部屋の隅々まで除菌できるので素晴らしいと思います。

これからについて

コロナ禍で学校行事などを行うこと自体が難しいという現状ではありますが、子どもの主体性は行事などを通して育まれていきますので、そのような時間を保証してあげたいと考えております。

人は人の中で育っていきますので、そういう成長の機会を失いたくありません。
ですので、オゾン発生器などを利用して少しでも安心できる環境を探りながら作っていきたいと思います。