オゾン濃度の推移
オゾンマートのオゾン発生器「オゾンクラスター1400」によるオゾン濃度測定実験
オゾン水はおよそ「21分毎に半減する」と言われていますが、オゾンガスの濃度はどのように上昇し、減少していくのでしょうか。
実際に濃度を測定し、推移を観察します。
動画で確認する
実験の概要
高濃度のオゾンは人体に影響があります。
濃度が高いほど深刻な副作用を被る可能性があります。事前にオゾンの濃度によって生じる症状を把握しておく必要があるでしょう。
日本の基準では、有人環境で使用する際、対象空間のオゾン濃度が0.1ppm以下であることが定められています。
おおよそのオゾン濃度は対象空間の広さと使用するオゾン発生器の出力(〇〇mg/hr)が分かれば算出することができます。
【オゾン濃度計算方法】
オゾン発生量(mg/hr)÷容積(㎥)÷2.14=1時間噴霧後の対象空間のオゾン濃度
※上記で算出された数値の半分の数値がおおよそ実際のオゾン濃度になります。
今回の実験では実際にオゾン濃度の上昇と減少について、濃度測定器で測定しながら観察します。
実験の様子
広さ17㎡、天井高2.5mの空間に30分間オゾンを噴霧します。
15分後のオゾン濃度は1.8ppm
30分後のオゾン濃度は3.4ppmです。
上記の計算式に当てはめて計算すると
1400(mg/hr)÷42.5(㎥)÷2.14=15.39ppm(1時間噴霧後の対象空間のオゾン濃度)
今回は30分の運転なので2で割り7.69ppmという数値になります。
実際の濃度はこの半分の数値になるので、さらに2で割ると『3.8ppm』という数値になります。
算出値と実測値はおおよそ同じ数値になることが確認できました。
オゾン噴霧停止後
オゾン噴霧を停止し、オゾン濃度の減少はどのように進むのか15分毎に測定し観察します。
15分後 2.8ppm
30分後 2.3ppm
45分後 1.9ppm
60分後 1.5ppm
濃度は緩やかに減少しています。
1時間15分後 1.3ppm
1時間30分後 1.1ppm
1時間45分後 0.67ppm
2時間後 0.45ppm
2時間15分後 0.32ppm
2時間30分後 0.17ppm
2時間45分後 0.05ppm
3時間後 0.03ppm
オゾン噴霧停止後2時間40分辺りで、有人環境可能な濃度0.1ppmまで濃度が減少。
オゾン噴霧停止後3時間10分辺りで、オゾン濃度は0になりました。
実験結果
グラフのように、オゾン濃度は一気に上昇し、緩やかに減少していきます。
オゾン水濃度はおおよそ『21分毎に半減する』とされていますが、
オゾンガス濃度はおおよそ『1時間毎に半減する』ということが確認できました。
これは一般的な締め切った部屋でのオゾンの減少スピードになります。速やかに濃度を下げる必要がある場合は換気を行うことで、容易に濃度を下げることができます。
使用したオゾン発生装置について
製品の詳細
オゾンクラスター1400は、日本製のオゾン発生器です。それにもかかわらず、コストパフォーマンスが大変優れています。1時間あたり1400mgのオゾンを生成。1分あたり4,250Lの大風量。このスペックで税込275,000円は、競合製品と比較すると圧倒的に割安です。
また、ホームページ上に掲載している導入事例の数も豊富なので、同業他社や類似業態の会社が本機をどのように使っているか、すぐにわかります。
中国からの直販が多いオゾン発生器が多い中で、製造元である弊社(アースウォーカートレーディング株式会社)は山口県周南市に拠点を置く企業ですので、製品についての質問や修理が必要になった場合の対応など、フォローアップ体制も充実しています。
脱臭、除菌、ウイルス対策などにお役立てください。