オースリークリア3消臭実験 -魚臭-
魚、甲殻類などから放散する悪臭トリメチルアミン。 一般的に魚売り場で「生臭い」と言われる臭いです。トリメチルアミンはたんぱく質が変質してできる物質で、時間経過と共に臭いだけでなく、魚の身くずれや変色といった、鮮度にも大きく関係します。
動画で確認する
実験の概要
オゾン発生器で魚臭は消臭できるのか。また、消臭スプレーを使用した消臭方法との違いを比較します。
魚の臭い
魚の臭いのもととなる トリメチルアミン は
魚の肉に含まれるたんぱく質が変質して発生します
トリメチルアミンは低濃度でも臭いが強く
水溶性で揮発性のある厄介な物質です。
トリメチルアミンが増えると、臭いだけでなく、身くずれや変色、腐敗の原因にもなることから、トリメチルアミンの量は鮮魚の鮮度指標としても用いられています。
今回の実験ではオゾン発生器で魚臭の消臭効果を検証し、また一般的に使用される消臭スプレーを使用し、消臭メカニズムの違いを実際に検証します。
実験 -スプレー消臭-
50cm四方の密閉空間に魚を置き、臭気を溜めます。
消臭スプレー噴霧前のBOX内のニオイの数値は
『600ppm』前後です。
(ppm:ニオイの数値の単位)
使用した臭気測定器
神栄テクノロジー株式会社製
『ハンディにおいモニター OMX-ADM』
ある悪臭を数値化し 脱臭前後のニオイの減衰を
測定することができます
臭気測定器の数値は「999」です。
測定不能な数値まで上がりました。
今回使用したスプレーは「無香料」タイプですが、「無香料」と成分表示のあるものでもにおいが無いわけではありません。
配合されている原料のにおいであったり
原料の香りを感じにくくするため、香料を配合している場合があります。
悪臭と消臭剤の匂いが混ざり合い、さらに不快な臭いになったり、時間の経過と共に再び臭い戻りが発生することもあります。
実験 -オゾン発生器-
再び、50cm四方の密閉空間に魚を置き、臭気を溜めます。
オゾン噴霧前のBOX内のニオイの数値は
『300ppm』前後です。
(ppm:ニオイの数値の単位)
オゾンを噴霧します。
オゾン発生からわずか17秒程でBOX内の臭気の数値が「0」になりました。
スプレー消臭と比べるとその差は歴然です。
実験結果
オゾンは強力な酸化作用により、トリメチルアミン等の不快度の高い臭気成分を分解・消臭します。
オゾンは臭気を分解した後は速やかに酸素に戻る特性がある為、他の脱臭方法と比べ二次公害の心配もありません。
実際に臭いでお困りの、多くのホテルや飲食店、中古車販売業者、不動産業者でオゾン発生器は取り入れられています。
強力な消臭効果に加え、分解後は自然に酸素に戻るという安全面から、ご家庭での使用も増えています。
導入事例をご紹介
使用したオゾン発生装置について
製品の詳細
初代オースリークリアの登場が2008年、後継のオースリークリア2が2015年、フルモデルチェンジしたオースリークリア3は2019年の9月にリリースされました。
販売開始以来大人気を誇る機種であるためユーザー層は厚く、ホテルや旅館等の宿泊関連事業者様、自動車、飲食、不動産、介護、保育、学校等、様々な事業者様の他、ご家庭でのご利用も多いです。
50㎡、2.5m程度の高さの部屋であれば、1時間で1ppm前後のオゾン濃度にすることができるため、脱臭にもウイルス対策にも十分な効果を得られます。