オゾン水による野菜の除菌洗浄実験
オゾンマートのオゾン発生器「オゾンバスター」による野菜の除菌実験。
野菜の洗浄・殺菌不足が原因と考えられる
腸管出血性大腸菌O157等による食中毒も発生しています。
オゾンで野菜を洗浄することで、野菜に付着した汚れや雑菌を減らすことができるのでしょうか。
また、水道水のみで洗浄した場合と洗浄効果に差がでるのか、比較し検証します。
動画で確認する
オゾン水生成器「オゾンバスター」オゾン水による野菜の除菌実験
実験の概要
野菜には有害微生物に汚染された
泥・虫・雑菌が多く付着している可能性があります。
野菜の洗浄・殺菌不足が原因と考えられる腸管出血性大腸菌O157等による食中毒も近年発生しています。
オゾンバスターでオゾン水を生成し野菜を洗浄することで、野菜に付着した汚れや雑菌を減らすことができるのでしょうか。
実験の様子
オゾン水には消臭、除菌効果があります。
水道水のみで洗浄した場合とオゾン水で洗浄した場合とで、洗浄効果に差がでるのか、比較し検証します。
水道水
洗浄前の野菜の汚れをルミテスターで採取します。
ルミテスターとは、キッコーマンバイオケミファ(株)が開発した、汚れを数値化できる検査キットです。
食品工場等で衛生意識の改善・向上、食中毒予防の目的で多く使用されています。
水道水で洗浄する前の数値は『195963RLU』(※単位:RLU)です。
水道水で洗浄します
水道水で洗浄した後、再度ルミテスターで野菜の汚れを採取し、測定します。
測定結果は『160020RLU』
洗浄前と比較して、あまり変化はありませんでした。
オゾン水
再度野菜の汚れをルミテスターで採取します。
その間、オゾンバスターを使用し、1Lの水道水でオゾン水を生成します。
オゾン水で洗浄する前の数値は『275365RLU』(※単位:RLU)です。
汚れや雑菌がかなり多く付着しています。
野菜をオゾン水に浸します。
オゾン水洗浄後の汚れを採取し測定すると、『6966RLU』と、大幅に汚れの数値が減少しました。
実験結果
水道水のみ 『195963RLU → 160020RLU』
雑菌(汚れ)の減少率 19%
オゾン水
『275365RLU → 6966RLU』
雑菌(汚れ)の減少率 98%
減少率は
水道水のみ 19%
オゾン水 98% と大きな差が出ました。
オゾン水の効果は絶大です。
まとめ
野菜を中性洗剤や次亜塩素酸ナトリウム等で除菌する方法もありますが、薬品の取り扱いには注意が必要です。
オゾンは除菌後は酸素に戻るので
食材にも安心して使用することができます
使用したオゾン発生装置について
製品の詳細
オゾンバスターは、手のひらサイズのオゾン水生成機です。10リットルまでの水量なら、3~5ppmまで濃度を上げることができます。(※水質によります)
水の中にオゾンバスターを入れ、スイッチをONにするだけで、誰でも簡単に高濃度オゾン水を生成することが可能です。
オゾン水は水中にオゾンが溶けた状態の水であり、強力な除菌力を持ちながら、アルコールや塩素のようなものではなく、自然なものです。ですので、除菌のために使っても、残留性がありません。日々の除菌にお役立てください。
※オゾンバスターは、水道水、またはミネラルウォーターのみ使用できます。