オゾンで飲食店を脱臭
飲食店でオゾン発生器を使うことで、その日の店内の臭いを翌日の開店まで持ち越さず、脱臭することができます。
1.オゾンで飲食店を脱臭
オゾンで脱臭できる施設は数ありますが、飲食店でのオゾン脱臭は最も効果が高いといってよいでしょう。
なぜなら、他の施設と比べて、飲食店とはそもそも臭いが多い業態だからです。
・飲食物を作るときの臭い(香り)
・できた飲食物の臭い(香り)
・お客様の臭い(体臭、多く汗をかく夏は特にひどいでしょう)
・たばこの臭い(完全喫煙でない店舗はまだまだ多いのが現状です)
・調理環境の臭い(排水口、換気扇など)
コンビニなどと異なり、お客様は長時間過ごすことが多いです。
カフェなどでも、短くても10分程度はいるでしょうし、これが居酒屋となれば2時間、3時間平気でいる人は多いでしょう。
長時間いるということは、都度都度料理を頼む可能性が高いですし、たばこも1本2本どころか、何十本も吸われる可能性があります。
業務中に本格的な脱臭を行うわけにはいきませんが、臭いを翌日に持ち越すことだけは避けたいものです。

そこでおすすめなのが、閉店後にオゾン発生器で店内を消臭することです。
お客様が帰られて、後片付けを終えて、店を後にする前に、オゾン発生器をセットしてから帰宅するのです。
手間はほとんどかかりません。
オゾン発生器のコンセントを差し、セットして帰宅するだけです
(この際、窓が開いていたりすると効果が半減しますので、必ず締め切ってから実施してください)。
お店から出た後、オゾン発生器がオゾンを発生させ、店内の臭いを根本から分解します。
翌日、お店に出勤してからすることは、オゾン発生を片付けることだけです。
発生したオゾンは、時間が経過すると分解され、人体に無害な物質になります。
例えば、夜11時にオゾン発生器をセットして、オゾンを放出させ、その後翌日9時に店に来る場合ですと、10時間ありますので、既にオゾン発生、脱臭と分解が完了しているでしょう。
店に入ったらオゾン臭もなく、きれいな空気に変わっていることを感じられるはずです(もし、退店から朝の出勤までの時間が短い場合は、オゾン臭がする場合があります。この場合は、窓を開けるなどしっかり換気をします)。

これはお客様の観点からしても、非常に快適な脱臭方法だと言えます。
例えば、脱臭に塩素を使っている場合は、朝一番でお店に入ったお客様が「店内が塩素っぽい」と感じる可能性があります。
塩素の臭いは快適な臭いではありませんし、有害なので、お客様に悪い印象を与えてしまう可能性があります。
オゾンでは、お客様に不快な思いをさせない、という観点で大きなメリットがあります。
さらに、店内に漂っている様々な菌を除菌する効果もあります。
様々なお客様が来店するということは、様々なお客様により色々な菌が持ち込まれることを意味します。
そして、その持ち込まれた菌により、お店を媒介として二次感染が発生する可能性があります。
冬になるとノロウイルスやインフルエンザ、夏になると食中毒やO157、そして風邪の菌は年中店内を舞っていると考えてよいでしょう。
オゾン発生器を利用して適切な除菌を行う事で、お客様だけでなく、お店で働く全ての人々の安全を守る効果があります。
特にウイルスや菌が多い時期は、お店がお昼・午後休みの間にオゾン発生器を利用することも効果的です。
朝から昼にかけて店内に持ち込まれた菌を除菌することもできます。(この場合は、お昼・午後休みと、夜退店後の1日2回オゾン発生器を利用することになります)