オゾンクルーラー消臭実験 -線香臭-
線香は焚いた瞬間に煙と共に臭いが一挙に広がり、壁、天井、カーテンなどに付着します。一度臭いが付着してしまうと簡単には除去できません。
近年では葬祭施設の線香や焼香の排気される臭いが近隣住民のクレームになってしまったり、宿泊施設や賃貸住宅などでは、前のお客様の残した線香やお香の臭いに対しクレームが発生するといった事例があります。
「線香の臭いはオゾンでは消臭できない」という記事を見かけることがありますが、実際はどうなのか検証します。
動画で確認する
実験の概要
オゾンクルーラーで線香臭は消臭できるのか検証します。
50cm四方のBOX内で線香を焚き、臭気測定器『ハンディにおいモニター』で臭いの数値を測定します。
その後オゾン発生器『オゾンクルーラー』でオゾンを噴霧し、臭いの数値の減衰を観察します。
実験
50cm四方の密閉空間で線香を焚き、臭気を溜め、臭気測定器で臭気を測定します。
オゾン噴霧開始前の臭いの数値は
『200ppm』前後です。
(ppm:ニオイの数値の単位)
使用した臭気測定器
神栄テクノロジー株式会社製
『ハンディにおいモニター OMX-ADM』
ある悪臭を数値化し 脱臭前後のニオイの減衰を
測定することができます
オゾンの噴霧を開始します
30秒経過時に臭いの数値は『30ppm』程度まで減少し、40秒経過時には『10ppm』程度まで減少しました。
実験結果
オゾン噴霧開始からわずか1分程で線香の臭い数値はゼロになりました。
オゾン発生器は、確実に嫌なニオイを消臭できます。
実際にニオイでお困りの、多くのホテルや、中古車販売業者、不動産業者でオゾン発生器は取り入れられています。
強力な消臭効果に加え、分解後は自然に酸素に戻るという安全面から、ご家庭での使用も増えています。
導入事例をご紹介
使用したオゾン発生装置について
製品の詳細
オゾンクルーラーは、ウイルス対策に関するエビデンスを元に開発されたオゾン発生機能付き空気清浄機です。オゾンクルーラーは、低濃度モードと高濃度モード、どちらかのモードで運転できます。20~30㎡、高さ2.5m程度の空間であれば、低濃度モードであればオゾン濃度は0.05ppm前後、高濃度モードであれば1ppm前後になります。エビデンスに基づくと、0.05ppmというのは人がいても全く問題のない濃度かつウイルス対策可能な濃度、1ppmはウイルスの対策がしっかりできる濃度です。
低濃度モードは、オゾンとマイナスイオンを交互に放出し、高濃度モードは一気にオゾンを放出して室内を高濃度にします。高濃度モード使用時は人や動物が室内にいないようにしてください。