新型コロナウイルス(COVID-19)ならびオゾン発生器による除染について

掲載日:2020年2月15日

 
新型コロナウイルス(COVID-19)ならびオゾン発生器による除染について
 
 

新型コロナウイルスとオゾンについての問い合わせが急増しています。

現在弊社で調査した上でわかっていること、オゾンをどのように利用することで除染ができるのか、弊社の考えをまとめています。

 

Q1. 新型コロナウイルスとは何ですか。

中国・武漢市地域において、動物から人間に感染したとされる新型ウイルスです。

正式名称は、COVID-19です。

40度程度の高熱、乾いた咳、息切れなどが主な症状とされ、合併症として肺炎を引き起こします。

潜伏期間は1~14日程度で、潜伏期間中でも他者への感染が起こります。

既に国内でも感染者、死亡者が確認されており、今後一層の拡大が懸念されています。

Q2. 新型コロナウイルスは付着するとどの程度生存しますか。

ウイルスが無生物に付着した場合、最大9日間程度存在するとされています。

出典は、アメリカの医学研究論文誌『Journal of Hospital Infection』の研究結果となります(英語)。

https://www.journalofhospitalinfection.com/article/S0195-6701(20)30046-3/fulltext

新型コロナウイルスは、ガラスやプラスチック、金属などに付着しても数日間に渡り存在し、それが人に伝播し感染に至ります。

本記事では、エタノール、過酸化水素、次亜塩素酸ナトリウム等での表面消毒で効果的に不活性化できる旨が記載されています。

Q3. オゾンは新型コロナウイルスに効果がありますか。

強い効果があります。

理由は、以前のSARSと今回の新型コロナウイルスは、構造がほぼ同じだからです。

(湖北ウイルス研究所での新型コロナウイルスの研究結果による)。

出展は、タイメディカルニュースの内容となります(英語)。

https://www.thailandmedical.news/news/ozone-can-be-used-to-destroy-the-new-coronavirus-and-disinfect-areas

 

この前提に立てば、新型コロナウイルスはエンベロープというタンパク質の膜を持つウイルスで、オゾンやアルコールで不活性化できます。

通常、ウイルスは、結晶と高分子で構成された小さな独立した粒子です。

細菌とは異なり、宿主細胞内でのみ増殖します。

 
新型コロナウイルス(COVID-19)ならびオゾン発生器による除染について
コロナウイルスのイメージ図
 

ウイルスには、エンベロープという膜を持つウイルスと持たないウイルスがあります。

エンベロープを持つウイルスは、オゾンやアルコールを用いて除去可能です。

因みに、エンベロープを持つウイルスの例はコロナウイルスの他に、C型肝炎ウイルス、日本脳炎ウイルス、エボラウイルス、狂犬病ウイルス、麻疹ウイルスなどがあります。

※ 空気中や手の届かない場所の除染は、アルコールでは難しいので、オゾンを使ってください。

Q4. 新型コロナウイルスについて気をつけるべき点はなんでしょうか。

手洗いとうがいを徹底することを推奨します。

前述した通りコロナウイルスは「無生物表面での持続性」があります。

ガラスやプラスチック、各種の金属の表面に付着した状態でも数日間は不活性化しません。

そのため、自身でコロナウイルスに接触してしまい、そのまま鼻、目または口の粘膜からの自己接種による感染が起こります。

ですので、手洗いやうがいを徹底することが推奨されています。

Q5. オゾンを使ってどのようにコロナウイルスを除去すべきでしょうか。

コロナウイルスが最大9日間生存する対策として、オゾンを利用する場合、夜間など人がいない無人の場所(部屋など)を閉め切り、高濃度のオゾンを発生させるオゾン発生器を稼働させます。

稼働時間は、部屋の広さ、オゾン発生器のオゾン濃度により異なります。

コロナウイルスが最大9日間生存する危険を取り除くためにオゾンを用いる場合、「広さ(天井の高さ)」「温度湿度」「閉め切り可能か」など、除菌する環境に応じて使うオゾン発生器が異なります。

他には、水道水を用いてオゾン水を作り、その水でウイルスが付着した箇所をスプレーする(または拭く)という方法も効果的です。

また、オゾン濃度が低ければ人体に害はありませんので、出力の低いオゾン発生器を稼働させておく、もしくは、出力の高いオゾン発生器を短時間定期的に稼働させる方法も有効だと考えます。

Q6. ホテルを運営しているのですが、客室の除染はどのように行えばよいでしょうか。

まず、清掃者はN95規格をクリアしたマスク(N95マスク)を着用することが望ましいです。

また、除染はオゾンとアルコール、または次亜塩素酸ナトリウム水の併用が効果的と考えます。

 

(1) アルコールスプレー等で、宿泊客が触れた可能性の高い箇所、またはせきやくしゃみがかかる可能性の高い個所をスプレーならび拭き掃除をします。

(2) その後、一般的な清掃作業終了後にオゾン発生器を稼働させ、部屋を閉め切ります。

エアコンの「送風」機能や、サーキュレーターを用いるとオゾンを客室内で効率的に拡散させるのに役立ちます。

(3) オゾン脱臭終了後、30分〜1時間程度部屋を閉め切ったままにして、オゾンとウイルスが反応するのを待ちます。

その後、オゾン発生器を回収し、換気を行います。

 
新型コロナウイルス(COVID-19)ならびオゾン発生器による除染について
オゾン発生器 オースリークリア3
 

新型コロナウイルスが、どの程度のオゾン濃度で除染可能かの数値は示されておりません。

よって、一般的に利用されることが多いオゾン脱臭時間 (弊社オゾンクラスター1400であれば5〜10分程度) よりも長時間 (同30〜40分程度) のオゾン脱臭を実施ください。

 

なお、客室全てにオゾン除染を行うことが望ましいですが、各ホテルが所持するオゾン発生器台数や、作業人員と工数を考えると、全室オゾンでの除染は難しいのが実情と考えます。

よって、リスクが高い宿泊者が宿泊した客室を優先的にオゾン除染を行うのが現実的と考えます。

Q7. ホテルのフロントやレストランなどの開放空間の除染はどのように行えばよいでしょうか。

開放空間は常に人がいる可能性があること、外気の出入りが多いこと、また客室と比べてかなり広いため、オゾン発生器での除染は不向きです。

よって、宿泊客が利用する設備や什器、またスタッフと宿泊客が対面するフロントのカウンター、エレベーターなどは、アルコールや次亜塩素酸ナトリウム水などでこまめにスプレー、拭き掃除するのが現実的です。

こうした空間でも一定時間無人になることがある、また区画を閉め切ることができる場合は、閉め切った区画でオゾン発生器を利用した除染を行うことは、その効果があると考えられます。

 
新型コロナウイルス(COVID-19)ならびオゾン発生器による除染について
オゾン発生器 オゾンクラスター1400
 
 
 

※ 本内容は細心の注意を払って作成されておりますが、新型コロナウイルスは未知の要素が多いため、参考資料としてご認識ください。

記載内容の完全性、確実性、最新性などの保証は致しかねますのでご理解のほどお願い致します。

他にも、新たな情報が入りましたら、追記して参ります。